虫愛でる主婦の日記

茅ヶ崎在住25年を超えました。
このブログも20年目を超えました。よく続くねぇ

検閲(最終)

2011-02-18 21:03:54 | 息子のこと
 
14日、息子が卒業文集の原稿を再提出したあと、翌日。


息子の塾の後帰宅したら、
家の電話の留守電に、

(教頭)「遅い時間まで学校にいますので、保護者のご連絡をお待ちしています」。

※塾はすっかり終わりではなく、中学準備講座まで用意されていた。
※面倒見がいい塾だねぇ


ワタシはこれから急いで夕食の支度をしたいのよ。

というわけで、ちょうど同じころに帰宅した夫に「電話して」。

夫は最初渋っていたが、
いざ電話で話しはじめたら、
もう攻めの姿勢。

教頭は前と同じ話をしてきただけだった。

そのうち、夫が
『息子に不利だという理由のほかに、
何か別なことで「不利」ということを考えてらっしゃいませんか?』

『息子のことより、本当は学校や先生が困る、ということなんじゃないんですか?』

とはっきりきいた。

そしたら、教頭先生は
『そんなことはありません』。



それなら、書き直す必要はまったくなくなる。

だって、
我が家は「息子に不利」なことは多分ない、と思ってるし、
他の人にも「不利」なことはない、
というなら、問題ないでしょ。


(教頭)『…でも3年生の時の担任の先生が悲しむでしょうね』などという。

でもね、ガッキュウホウカイとなってしまった原因は、
担任の先生にも責任があったのよ。

ふつう、先生も子供も少しよそ行きになるはずの授業参観でも、
3年の時の息子のクラスはめちゃくちゃだった。

保護者が見ている前で、
マンガを読んでいる子、
勝手に教室を出入りしている子、
机の上に教科書もノートも出ていない子…

そして、担任の先生は注意どころか、
なにも見えていないかのように授業をしていた。

それを見て、夫は(土曜参観だったので見に来た)「ひどい学校だ」と思ったのだ。

しかし、5年生になって、
ふたたび授業参観を見たときは、
だいぶ改善されていた。
(このときの担任の先生は、息子も唯一信頼する先生だ)

息子の文集の原稿には、5年生からは、
「本気出した」「6000倍楽しかった」
と書いている。

そういう良い方向に変化したことについては、
全然目を向けないのよね~



まぁ、結局、我が家の「書き直しません」という方針が認められ、
書き直しの要請はその後なくなりました。

あとは、文集が発行されて、
ちゃんと同じ文章になってるか確認しないとね。

(もう少し面白い展開になるかと思った人、拍子抜けですみません)





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4 コメント

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戦後の (nyaopoo)
2011-02-19 22:52:33
戦後の教科書のようにスミで消されていたら笑います
私も多分今の学校の先生にとってはかなり不適切な内容を卒業文集に書きましたけど、こういうツッコミはなかったですねぇ
時代なんでしょうか
返信する
すばらしいですね (モリヤ)
2011-02-20 08:52:55
この一連の記事を
どうなるのだろうと、毎日読んでおりました。
虫主婦さんとご主人様、
子どもの親としてすばらしい選択をされたのですね。
感動しました。
息子さんも
自分の気持ちを出せたわけですから、
これでよかったのではないのかな、と思います。
学校側は、情けないですね。
少し、これを機会に勉強すればいいんですよ。

パチパチパチ(拍手のつもり)
返信する
いい (tugumi)
2011-02-20 23:07:32
何よりご主人と虫主婦さん、
息子さんのとってご両親お二人の意見、考えが一致していて
屈しなかったところに感動しました。
先生って人は威圧感があってちょっと恐いから
なんだかあれっ?こっちがおかしい?なんて惑わされそうだもの。
私なんて感情的になっちゃうかも・・・・

息子さんも意思がしっかりしてみえてすばらしい。
今の時代 自分の意見がハッキリ言えないとね。

どんなのに仕上がってくるのか、どうでしょうね。
お疲れさまでした。
返信する
こんばんは (虫主婦)
2011-02-22 18:57:05
nyaopooさん
時代とかじゃないでしょうね
単なる取り越し苦労なんだし。
それか、いやがらせかと。


モリヤさん
あら、拍手なんていただいてしまった(汗)

ウチは家族でひねくれ者で、陰険なのかもしれないですね~
相手が困っているのわかっててこれですから。
まぁ、校長と教頭が「息子のため」なんて言わなけりゃ、
こんなことにならなかったと思いますよ。


tugumiさん
息子の学校の先生は威圧感なんかないです。
ワタシたちのほうが、モンペ(モンスターペアレンツ)の威圧感があったかもしれないですねぇ

でも、ワタシも最初のころは受験のときだったので感情的でした。
夫(面白がっていたけど)が一緒に出てくれたので、理論武装できましたね。

息子はね、問題児でいつも校長室に呼びだされているから、
こういう時平気なんです。



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