5月17日
■投資ジャーナル事件のドキュメンタリードラマをテレビで観ました。投資ジャーナルの創業者である中江氏は兜町の風雲児と呼ばれた相場師でしたが、株式の不正売買を理由に逮捕され、服役後は家賃4万円の安アパートで暮らしていたという。googleの検索候補に「中江 麻原」があるほど、風貌がちょっとオウム真理教の教祖に似ている。
■よく知る人物によると、地元の進学校を卒業後、神戸大学経営学部に進学したことになっていますが、中江本人が言うには、株で儲かるんで大学進学なんて意味ないと、高校を出るとすぐにこの道に入ったという。自らを伝説的な人物にしたくて、こんなことを言ったのではないかな。破滅型の人間ですね。詐欺の自覚はなかったのだと思います。
■全額振り込み事件の男性の弁護士が会見で、私もみなさんと同じ感覚でおりますので・・・と言っていたけど、弁護人の仕事は依頼人の依頼に応えることではないのかな。
■男性に罪は問れうるかについて専門家が、金を拾ってポケットに入れて持って帰るようなものとして罪に問えると言っていたけど、じゃあ振り込まれた金を返したら町から1割に当たる450万円の謝礼が受け取れたのだろうか?
■何年か前に通販サイトが高額商品を入力ミスで激安価格で表示してしまい、これは安いと注文が殺到したのですが、店はどうか勘弁してくれと客に泣きついたが猛烈に反対され、最終的にその激安価格で売るはめになるなんてことがありました。客たちはもちろんなにかの間違いでこんな値段になっているのかわかってて注文しているわけです。民間なら普通にこうなる。罪が問われるとかおかしな話です。