５月５日
■ダメだ。自転車の疲労が余計にひどくなった
■自転車はやめて、ディスクユニオン新宿店にひさびさに行ってみる。
■店内にときどき流れるコロナ対策の録音放送が強気だった。入店をお断りさせていただく場合がございます。ではなく、入店できません。ときっぱり。マスクはこうしてないといけないとかまで言ってくる。よほど嫌なことがあったのだろうか。
■なにも買わなかった。買うものがない。
■いろいろぶらついたが、結局なにも買わなかった。
■道を歩いていると、公明党の党首らしき声がどこからか聞こえてきた。演説が終わるところらしく、党首は最後にこれだけは覚えて帰ってください！と言いつつ、こう言い放った。「政府の赤字は国民の黒字！」与党の党首がトンデモ経済評論家の仲間だったとは驚きだ。
■当然だけど、ものごとには程度がある。ひたすら赤字でいいなら経済学などいらないわけで。そうではなく、政府の赤字が国民の黒字になるという方程式が見事に嵌まるような現実がある、あるいはないというだけの話なのだ。要するに、政府が積極的に赤字を出した結果、それが国民の黒字になることの間に、言わばブラックボックスがあるわけである。いつ、いかにしてそれが可能になるか？われわれが問うべき点はこれであって、こんな結果からしか正しいと判断できないような方程式を覚えて帰ることではない。
