859年ぶりの女帝・第109代【明正天皇】の母は徳川家！

奈良時代の称徳天皇以来、ナント859年ぶりの女性天皇【明正天皇】

　　　

 諡は、やはり奈良時代の第43代元明天皇・第44代元正天皇母娘から一字づつとられている

後水尾天皇の時にも掲載しましたが、母は徳川秀忠の娘「東福門院和子」です

徳川家から押し付けられた形の徳川和子に出来た娘・・【明正天皇】

父・後水尾天皇からの突然の譲位を受けて、即位したのが7歳でした

この裏には・・・後水尾天皇の徳川幕府に対しての鬱憤が極度に達していた

中でも、春日局の横柄な態度に我慢できなくなり・・・

幕府に何の相談も無しの突然の退位した為、仕方なしの即位となった。

幕府側は皇統を継ぐ皇子がいないにしても、先例を破って強引に

皇位を継承したことに、当惑と不快感を表した。そこには・・・

後水尾天皇の幕府に対しての、報復的対応で有ったことは言うまでもない

奈良時代の称徳天皇以来の女性天皇と云いましたが、都が京都に移ってから初めて

7歳で即位した【明正天皇】はその後、約15年間の在位で、21歳の時譲位

異母弟の紹仁親王【後光明天皇】でした。

独身で女帝になった場合の決まりとして、生涯、婚姻することもなく

その後に出家して、74歳で崩御され、父母と同じ【月輪陵】に葬られました

ネットにあった上の拝所の中の写真がこれ　　お墓ですもんね

江戸時代にはもう一人の女性天皇が・・・第117代【後桜町天皇】です