Hey!Say!JUMP八乙女光、主演舞台で笑顔封印!西岡徳馬「(メンバーが観たら)嫉妬する」と太鼓判
八乙女光の成長ぶりを絶賛した西岡徳馬
人気アイドルグループ『Hey!Say!JUMP』の八乙女光(23)が3日、東京・渋谷「シアターコクーン」で、
主演舞台『殺風景』(作・演出:劇団『SHAMPOO HAT』の赤堀雅秋)の初日を迎え、
開演前に俳優・西岡徳馬(67)、女優・荻野目慶子(49)、キムラ緑子(52)、俳優・大倉孝二(39)らとともに、
マスコミ向けにプレスコール&会見を行いPRした。
「加害者一家4人全員に死刑判決」が下ったという、実際にあった事件をモチーフに、
かつて炭鉱町としてにぎわっていた福岡県大牟田市に生きる小規模な暴力団一家の物語。
暴力団一家の元へ、息子の自転車をイタズラされたことに腹を立て、怒鳴りこんできた隣人の闇金業を営むシングルマザー。
許しを請い穏便に済まそうとする一家に対して、シングルマザーは、全く聞き耳を持たず、
罵詈雑言を浴びせかけて、帰っていった。
その傍若無人な言動に積年の思いが爆発した一家の母親が、突然、発した言葉をきっかけに、家族4人は食卓でほの暗い計画を立て始める・・・。
チャーミングな笑顔が魅力の八乙女が、暴力団一家の次男ということで、
髪を金髪に染め黒地に金の刺繍の入ったフード付きのパーカーに、迷彩柄のパンツを腰で履きというヤンキーフアッション。
しかも、大牟田弁を使っての芝居と、笑顔を封印した迫力ある“こわーい”演技を披露している。
菊地家の次男・稔役の八乙女は、
「僕もびっくりしました。こういう格好してますけど、心の中は深い役なので演じる上では難しい点も多かったんですけど、
本番では全力でできたらなぁと思います」と、先ほどの“こわーい”八乙女と違いいつものキュートな笑顔で答える。
初挑戦のストレートプレイ(歌や踊りのない演劇)について、
「(作・演出の)赤堀さんのほうからも言われましたが、
今までの芝居のやり方ではなく、ゼロから作り上げていくような感じで役作りしました」と、基礎から積み上げていったという。
名優たちとの共演であり、主演ということで、
八乙女を中心に向かって左側に(作・演出)赤堀雅秋、西岡徳馬、荻野目慶子、右側にキムラ緑子、大倉孝二を従えて取材に応じていたが、
その感想を聞かれると、
八乙女 「居づらいですよ」と、苦笑い。
「こんなすごい方たちと芝居できるのは一生に一度だと思うので」と、恐縮する。
赤堀と西岡「いやいや、これからどんどん行かなきゃ」と、プッシュ
八乙女 「それぐらいの気持ちでいます」
「大牟田弁は難しかった?」と問われた八乙女は、
「“たちつてと”と“かきくけこ”が多いのでつっかかりましたね」と、言い慣れない方言に苦労したようだ。
また、八乙女は1人2役で、父親役の西岡の青年時代も演じるが、
「演じ分けというより、ゼロからやっていくうちに、普段とは違う動きになるかなと思って作ってきました」と、
こちらもいままでの方法論にとらわれずに行ってきたという。
父親で菊地組組長・国男役の西岡は、
「八乙女は、どんどん稽古中から良くなっていくんで見てて楽しかった。
こんなに良くなっていくんだなぁと思って。だから、知らない人はビックリすると思うよ。
これから初日開けて、もっとどんどん良くなると思うし、この芝居で、『ずいぶん力ついたね』と、言われると思う。そういう予感はします」
と、絶賛。
作・演出の赤堀氏も、「日々成長していく姿を見て、ちょっと泣きそうになったぐらいうれしかったです」と、
こちらもべた褒め。
八乙女「僕は必死過ぎてわからないですけど」と、照れるのが精一杯。
「稽古で毎日、周りのキャストの方の演技を見ていると、いい教材をたくさんいただいたような気がします。
吸収しきれないぐらいだったので、いい勉強になりました。(西岡さんは)とっても優しくて、僕の役のことについて、
気がついたことがあったらすぐ行ってくださって助かりました」と、この恵まれた機会に感謝した。
物語が動いていくきっかけの一言を告白する母親のマリ役の荻野目は、
「私は今日初日を迎えるにあたって一番ドキドキしているのは、怖い場面もあるんですけど、すごく笑いがたくさん起きるんです。
おもに大倉くんが担ってくれるんですけども、稽古場でも笑いが止まらないところがいっぱいあって、
お客様が入って、変なところで笑いが起きると、つられて一緒に笑ってしまいそうで、ドキドキしています。
私ゲラなんですよ。どうしよ~」と、違った悩みも告白。こちらは、舞台と違って明るい笑いが起きた。
“笑い担当”と振られた菊地家の長男・直也役の大倉は、「笑いはないです。もう、いっさいやらないです」と、真顔で言って笑わせる。
八乙女の役とは兄弟になるが、「かなり複雑な兄弟愛が」というと、
八乙女も、「普通の兄弟とは違うので、複雑なものを説いてみてもいいし、そのまま見てもいいし。いろいろな見方があると思うので」
と、意味深に答えた。
レポーターから、「大倉から学んだものは?」問われると、
大倉 「ないです」と、絶妙のタイミングで言って笑わせる。
八乙女が「間が上手なんですよ。天才的なので吸収したいなと」と、目の前でのやりとりを踏まえつつ語った。
菊地家の隣人でヤミ金業者のシングルマザー役
キムラ「今回も大変で苦労しましたけど、なんとか。
まだ不安ですけど。すごいハードな役なので、荻野目さんといろいろ意見を交換しながら頑張って作ってきました」
荻野目「激しい女の戦いありますし。男の戦いもあり」と、見どころを。
あらためて八乙女は、「演じる上で一人の人物を深く深く追求して、ここまでいけば、
この人物のすべてを知るなというところにたどり着いても、もっと奥があったりして、
芝居にはゴールがないんだなと思いました。どんどん新しいものがみつかってくるんだなといい勉強になりました。
怖いシーン、ウルッとくるシーン、笑えるシーン。存分に自由に感じてもらえたらなと思います」と、アピールした。
『Hey!Say!JUMP』の他のメンバーも観に来てくれるそうで、「率直な感想が聞けると思う」と、心待ちにしている様子。
西岡 「嫉妬すると思うよ。絶対に嫉妬すると思う。大丈夫」と、太鼓判を押す。
八乙女「全力で頑張ります」
観劇について、
「一人ひとりのキャストの方を見に来るというか、作品自体を見に来てほしいです。じゃないと、
ビックリする部分ってたくさんあると思うので。作品、ポスターの雰囲気から見に来てくれたらなぁ」と、ファンを気遣った。
同舞台は、5月3日~25日まで同劇場で、5月30日~6月2日に大阪のシアターBRAVAで公演を行う予定。
八乙女光の成長ぶりを絶賛した西岡徳馬
人気アイドルグループ『Hey!Say!JUMP』の八乙女光(23)が3日、東京・渋谷「シアターコクーン」で、
主演舞台『殺風景』(作・演出:劇団『SHAMPOO HAT』の赤堀雅秋)の初日を迎え、
開演前に俳優・西岡徳馬(67)、女優・荻野目慶子(49)、キムラ緑子(52)、俳優・大倉孝二(39)らとともに、
マスコミ向けにプレスコール&会見を行いPRした。
「加害者一家4人全員に死刑判決」が下ったという、実際にあった事件をモチーフに、
かつて炭鉱町としてにぎわっていた福岡県大牟田市に生きる小規模な暴力団一家の物語。
暴力団一家の元へ、息子の自転車をイタズラされたことに腹を立て、怒鳴りこんできた隣人の闇金業を営むシングルマザー。
許しを請い穏便に済まそうとする一家に対して、シングルマザーは、全く聞き耳を持たず、
罵詈雑言を浴びせかけて、帰っていった。
その傍若無人な言動に積年の思いが爆発した一家の母親が、突然、発した言葉をきっかけに、家族4人は食卓でほの暗い計画を立て始める・・・。
チャーミングな笑顔が魅力の八乙女が、暴力団一家の次男ということで、
髪を金髪に染め黒地に金の刺繍の入ったフード付きのパーカーに、迷彩柄のパンツを腰で履きというヤンキーフアッション。
しかも、大牟田弁を使っての芝居と、笑顔を封印した迫力ある“こわーい”演技を披露している。
菊地家の次男・稔役の八乙女は、
「僕もびっくりしました。こういう格好してますけど、心の中は深い役なので演じる上では難しい点も多かったんですけど、
本番では全力でできたらなぁと思います」と、先ほどの“こわーい”八乙女と違いいつものキュートな笑顔で答える。
初挑戦のストレートプレイ(歌や踊りのない演劇)について、
「(作・演出の)赤堀さんのほうからも言われましたが、
今までの芝居のやり方ではなく、ゼロから作り上げていくような感じで役作りしました」と、基礎から積み上げていったという。
名優たちとの共演であり、主演ということで、
八乙女を中心に向かって左側に(作・演出)赤堀雅秋、西岡徳馬、荻野目慶子、右側にキムラ緑子、大倉孝二を従えて取材に応じていたが、
その感想を聞かれると、
八乙女 「居づらいですよ」と、苦笑い。
「こんなすごい方たちと芝居できるのは一生に一度だと思うので」と、恐縮する。
赤堀と西岡「いやいや、これからどんどん行かなきゃ」と、プッシュ
八乙女 「それぐらいの気持ちでいます」
「大牟田弁は難しかった?」と問われた八乙女は、
「“たちつてと”と“かきくけこ”が多いのでつっかかりましたね」と、言い慣れない方言に苦労したようだ。
また、八乙女は1人2役で、父親役の西岡の青年時代も演じるが、
「演じ分けというより、ゼロからやっていくうちに、普段とは違う動きになるかなと思って作ってきました」と、
こちらもいままでの方法論にとらわれずに行ってきたという。
父親で菊地組組長・国男役の西岡は、
「八乙女は、どんどん稽古中から良くなっていくんで見てて楽しかった。
こんなに良くなっていくんだなぁと思って。だから、知らない人はビックリすると思うよ。
これから初日開けて、もっとどんどん良くなると思うし、この芝居で、『ずいぶん力ついたね』と、言われると思う。そういう予感はします」
と、絶賛。
作・演出の赤堀氏も、「日々成長していく姿を見て、ちょっと泣きそうになったぐらいうれしかったです」と、
こちらもべた褒め。
八乙女「僕は必死過ぎてわからないですけど」と、照れるのが精一杯。
「稽古で毎日、周りのキャストの方の演技を見ていると、いい教材をたくさんいただいたような気がします。
吸収しきれないぐらいだったので、いい勉強になりました。(西岡さんは)とっても優しくて、僕の役のことについて、
気がついたことがあったらすぐ行ってくださって助かりました」と、この恵まれた機会に感謝した。
物語が動いていくきっかけの一言を告白する母親のマリ役の荻野目は、
「私は今日初日を迎えるにあたって一番ドキドキしているのは、怖い場面もあるんですけど、すごく笑いがたくさん起きるんです。
おもに大倉くんが担ってくれるんですけども、稽古場でも笑いが止まらないところがいっぱいあって、
お客様が入って、変なところで笑いが起きると、つられて一緒に笑ってしまいそうで、ドキドキしています。
私ゲラなんですよ。どうしよ~」と、違った悩みも告白。こちらは、舞台と違って明るい笑いが起きた。
“笑い担当”と振られた菊地家の長男・直也役の大倉は、「笑いはないです。もう、いっさいやらないです」と、真顔で言って笑わせる。
八乙女の役とは兄弟になるが、「かなり複雑な兄弟愛が」というと、
八乙女も、「普通の兄弟とは違うので、複雑なものを説いてみてもいいし、そのまま見てもいいし。いろいろな見方があると思うので」
と、意味深に答えた。
レポーターから、「大倉から学んだものは?」問われると、
大倉 「ないです」と、絶妙のタイミングで言って笑わせる。
八乙女が「間が上手なんですよ。天才的なので吸収したいなと」と、目の前でのやりとりを踏まえつつ語った。
菊地家の隣人でヤミ金業者のシングルマザー役
キムラ「今回も大変で苦労しましたけど、なんとか。
まだ不安ですけど。すごいハードな役なので、荻野目さんといろいろ意見を交換しながら頑張って作ってきました」
荻野目「激しい女の戦いありますし。男の戦いもあり」と、見どころを。
あらためて八乙女は、「演じる上で一人の人物を深く深く追求して、ここまでいけば、
この人物のすべてを知るなというところにたどり着いても、もっと奥があったりして、
芝居にはゴールがないんだなと思いました。どんどん新しいものがみつかってくるんだなといい勉強になりました。
怖いシーン、ウルッとくるシーン、笑えるシーン。存分に自由に感じてもらえたらなと思います」と、アピールした。
『Hey!Say!JUMP』の他のメンバーも観に来てくれるそうで、「率直な感想が聞けると思う」と、心待ちにしている様子。
西岡 「嫉妬すると思うよ。絶対に嫉妬すると思う。大丈夫」と、太鼓判を押す。
八乙女「全力で頑張ります」
観劇について、
「一人ひとりのキャストの方を見に来るというか、作品自体を見に来てほしいです。じゃないと、
ビックリする部分ってたくさんあると思うので。作品、ポスターの雰囲気から見に来てくれたらなぁ」と、ファンを気遣った。
同舞台は、5月3日~25日まで同劇場で、5月30日~6月2日に大阪のシアターBRAVAで公演を行う予定。