昨日、「令和3年度逗子海水浴場を開設します。」と市長から発表がなされました。
この間、「逗子海水浴場の運営に関する検討会」において今夏の逗子海水浴場について様々な検討がなされてきました。
昨年は県から示された「海水浴場ルールに関するガイドライン」が厳しく、神奈川県下すべての海水浴場の開設断念となりました。
令和3年度に県から示された「新型コロナウイルス感染症の感染防止に関するルール」は現在県下の飲食店において徹底されている感染防止対策に準じた形になっています。
逗子市民の誰もが夏の逗子海岸に「逗子市がいかに新型コロナウイルス感染症の感染防止対策をするか。」に関心があると思います。
鎌倉市は海水浴場を設置しない事により、感染防止を行う。
逗子市は海水浴場を設置する事により、感染防止を行う。と異なる判断をしました。
多分どちらも正しいのだと思います。
昨年の状況を見れば海水浴場を設置しなくても海水浴客は来ます。
それを止める方法はありません。
海水浴場を設置しなければ、逗子海岸の管理者は神奈川県であり、逗子市は有効な対策が出来ず、ライブハウス海の家で治安が悪化した時の様に市民の声へは全く届きません。昨年、県が行ったのは看板の設置と役に立たない警備員の配置でした。
逗子海水浴場を設置することにより逗子市が日本一厳しい海岸条例「安全で快適な逗子海水浴場の確保に関する条例」や「安全で快適な逗子海水浴場の確保に関する条例施行規則」、「2021 年度(令和 3 年度)逗子海水浴場事業者・利用者ルール 」により、逗子海岸を管理することが出来る様になります。
当然、海の家や来訪者には「令和3年度 逗子海水浴場における新型コロナウイルス感染症の感染防止に関するルール」を守って頂く事が絶対条件です。
今後はこのルールを来訪者にいかに周知させるかにかかっていると思います。
ここ数年、特定の外国人グループが条例違反を行っている事例もあります。
近隣住民に不安を与えないよう、担当部局とは連絡を密にしながら引き続き対応して参ります。