海水浴客概数は329,100人で昨年比91,900人増、38.7%up (平成27年度237,200人)でした。
海水浴客数が増加した理由のひとつは海水浴場開設期間66日中、晴れた日が47日で昨年の39日より8日多かったことが挙げられますが、日本一厳しい逗子海岸ということが一定定着して、安心安全のビーチとして選択してもらっていることも大きな理由だと考えられます。
一方、海水浴客に対する条例等違反者に対する注意件数は6,944件と昨年の6,704件から240件増、3.5%upとやや増加しました。海水浴客数の増加に比べれば増加率は低いものの意図的な違反者があるのが気になります。
また、入れ墨露出の注意件数は昨年より増加しています。飲酒の違反者に対しても罰則規定が無いため厳しい指導ができないとの意見が警備員からも出ているようであり、次の一手が必要であることは明白です。
海の家への注意件数は47件であり、全てが海の家で販売した酒類を浜へ持ち出して飲んでいたものです。これば実際よりも低い数字であり、お客さんとはいえ海の家の方が厳しく注意していくことが重要です。
また、ワンタッチテント内で隠れて飲酒しているケースも多く報告されています。
それと外国人違反者が多いことも目に付きました。彼らの多くは都合が悪くなると日本語が通じなくなることで、各国の大使館に向けて注意喚起を行うことも重要と考えます。
警備員の注意での限界も感じています。入れ墨の露出、浜での飲酒、喫煙、スピーカーを使っての音楽を流すことについては過料を取ることの検討をすべきです。
それと、海の家が小さなスピーカーに無理させた音量で音楽を流すのも何とかならないかと思います。
今シーズンも相当な日数を逗子海岸で過ごしましたが地元の方の姿を多く見かけ、子供たちが楽しんでいる様子が随所で見られ、健全な方向へ進んでいることが実感できました。
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