逗子市在住の高校2年生の小畑さんがドローンとAIを駆使して、カツオノエボシの観測をしツィッターで情報発信しているとの読売新聞7月11日の記事をみて、「クラゲアラート」のツィッターをフォローしたところ、「カツオノエボシの被害データはありませんか?」とのダイレクトメッセージを頂いたので、今日お会いしてお話を聞きました。
小畑さんは、ドローンで逗子海岸を撮影し、AIで解析、潮流と風のデータを組み合わせて、カツオノエボシの漂着状況を推測しています。

逗子消防へ救急搬送等の被害情報を尋ねたものの、患者は一般傷害として記録していてデータは分からないとの事で、私への相談との事でした。
海水浴場設置期間中であれば、海岸監視所の救護所へクラゲ被害で来た人数であれば記録されているので、担当所管へ協力の相談をさせて頂きました。
カツオノエボシについては今年は疑いあったのが1件であり、海岸監視所としてカツオノエボシの被害があればクラゲ被害と別に記録しているとの事で、その情報提供と波打ち際でカツオノエボシの漂着が確認した際も併せて情報提供して頂けるよう、海岸監視を担っている逗子サーフライフセービングの代表者へお願い致しました。
毎年、各地でカツオノエボシの被害が報道されています。
小畑さんの取り組んでいる予想精度があがれば、カツオノエボシの漂着を事前に告知でき、被害を減らすことに繋がります。
データがすみやかに提供できるように取り組んで参ります。
