SWINGの歌手紙&シグナス混声合唱団・Kassi'sBlog

音楽ボランティアを初めて17年約700回の訪問演奏をおこなってきましたやがて80歳を迎えようとしています!

SWINGの歌手紙 「泊り船」北原白秋作詞 小松耕輔作曲

2013年04月25日 13時15分19秒 | SWINGの歌手紙

今日は久しぶりの青空を仰ぐことが出来ました、

気温もどんどん上がって行き春の暖かさを

取り戻せるのではと期待しています。


さて、暇なので歌を歌っていましたが、毎日同じ歌では

何となく不満が生じて、本棚から古い日本歌曲集を

引っ張り出して探していました。


若い頃の発声練習の課題曲を思い出して楽譜を

改めて見ると、

現代の若い方には理解できないかな?

と思われる歌詞の内容ですが、曲は有名で今でも

時々聴くことが有ります。

でも、情緒は充分伝わるのではないかと思います。


「泊り船」 北原白秋作詞 小松耕輔作曲


蘆間出て見よ 煙が上がる 

あれは時雨のもやひ船


立つる煙は ほそぼそなれど

やはり浮世の 泊り船


これだけの詩で74小節も有ります。

ゆったりと想いを込めて歌います!!


You tubeより転載

大正8年に作曲されたもので、日本民謡を

基調にした歌曲。小松耕輔は、

日本人の作曲に­よる初めてのオペラ「羽衣」を作曲し、

それが明治39年に上演された。また、

小松は童­謡運動の先駆者でもあり、

桟草オペラの訳詞も手掛けるなど多彩な人であった。

戦後は合­唱活動にも力を入れ、

合唱連盟の初代理事長にも就任した。


この当時の曲は1番2番と区切りが無い

曲が多いですね?


私が子供の頃よく淀川上流に泳ぎに行ったり

魚を釣りに行ったりしていました。


河原には蘆が茂りその中に入ると姿が見えなく

なるくらいの背丈です。


夕刻ともなれば見えない蘆原の先から

煙がすっと立ち昇っています、そこには小さな船が

有り、そこで生活する人がいて夕餉の準備をしている

煙です。

 

その煙を見ると急に家が恋しくなり、急ぎ家路に

ついたものです。

特に夏休みも終わりに近づいた8月末には

夕方になると涼しさもまして寂しさが募った

ものでした。




 


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Burns)
2013-04-25 16:04:34
「SWINGの歌手紙泊り船北原白秋作詞小松耕輔作曲」は「SWINGお歌手紙本日は碓井の青葉台住宅老人会の出前演奏!3連ちゃん無事終了!」より好きなんです
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