老いへの恐怖

美しかった母の顔は滲みと皺だらけになってしまった
悲しいことに昔の母の面影はもうどこにも探すことはできない
84にもなれば仕方がないのだろうか
しかし将来の自分を見ているようで背筋が凍るような恐怖を感じる
お金のある人や美にこだわる人は顔をいじりながら
老いに負けじと美や若さを維持していくのだろう
そんな人たちを憎みながらも実は羨ましいと思っている
自分にもそんなゆとりがあったならと思わずにはいられない
老いていくのは悲しい
昔はただのブスだった人々が以外に老けずに
勝ち誇ったように若さを保っているのが何よりも腹立たしい
あー自分だけがどんどん醜くなっていく
このままどんどん泥沼に嵌っていくのが何より辛い
美人だろうとブスだろうと年より若く見える人々がうざい
うざい、うざい、うざい、
いっそ整形など出来ない時代ならよいのに