鳥原利夫様が旅立たれ初盆を迎えます。謹んでご霊前に哀悼の誠を捧げます。
平成27年1月21日 山王病院に入院され療養中でしたが、4月2日ご家族に見守られて天国に旅立たれました。健康には気を配り、早朝ジョギングで鍛えておられたのに本当に残念でなりません。
鳥原さん 貴方との出会いは、自治会の役員、自治会防犯パトロール隊の結成・発足、親和会活動の再興・再出発、そして登山に、ウオーキングにと、思い出は数え切れないほど多く、長い間、自治会の一員として共に考え共に汗を流した戦友でしたね。
貴方が取り組む姿勢は何時も、前向きで、真面目で、几帳面。誠実そのものでした。平成23年親和会の再発足の時は、労をいとわず進んで取り組まれるので皆から「鳥原さん、鳥原さん」と慕われ頼りにされました。自治会の旧役員懇談会では気配りのいきとどいたお世話で大層喜ばれました。
平成17年9月早朝、貴方の自動車で御巣鷹山日航機事故20周年慰霊登山に出かけました。翌日は二人で西御荷鉾山1286m、東御荷鉾山1246mに登り、鬼石でひと風呂浴びました。又渡良瀬渓谷鉄道の通洞駅から関東ふれあいの道 栃木県コースNO.2 修験行者の道12.5㎞を歩き、由緒ある古峰神社宿坊に泊まりました。翌朝はNO.3高原と牧場のみち9.6km 古峰園、勝道上人修験の場・三枚石、方塞山、井戸湿原を歩きました。平成25年6月 親和会旅行部の入笠山すずらん山行ではひとつ返事で参加。1955mの山頂を極め、甲武信ヶ岳(2475m)八ヶ岳連峰(赤岳2899m)白馬岳(2932m)穂高連峰(槍ヶ岳3180m奥穂高岳3190m)御嶽山(3067m)甲斐駒ケ岳(2967m)蓼科山(2530m)の眺望を心ゆくまで楽しみました。無事登頂を祝ってマナスル山荘で祝杯を挙げたとき、貴方は高校時代山岳部の合宿でここに泊まったことを思い出し、現オーナーの祖父にお世話になった懐かしい昔話に話がはずみましたね。
親和会サロンでは「老齢者の生活で一番重要なことは」「どうして長野県は長寿県なのか」など体験やデーターを示しながらスピーチをして頂きました。血圧が高いので運動と奥様の協力を得て食事療法をしている。孫は可愛い(豆、ゴマ、葉野菜、かぼちゃ、わかめ、芋、いんげん豆)をつとめて食べるようにしていると健康に対する心構えには貴方に学ぶべきことが沢山ありました。
数々の思い出が今走馬燈のように胸中を駆け巡っています。あんなに元気だった貴方とこんなに早いお別れがくるとは夢にも思っていませんでした。子供会と合同の早朝ラジオ体操の録音テープやプロジェクターによる投映も、親和会だよりの作成も、行事の企画推進など、みな貴方のご尽力のお蔭でした。本当に有難うございました。どうか安らかにお眠りください。謹んでご冥福をお祈りいたします。