スペシャリストになりたいなら

特定の分野を極めたい人に。

病院で働くスペシャリスト

2021-06-22 10:18:16 | 日記
病院では、30種類もの職種のスタッフが活躍しています。
医療という大変高度で専門的な知識とスキルを必要とするため、国家資格や都道府県知事の資格、民間資格などが必要な業種もあります。
それぞれがスペシャリストとして専門性を生かしながら、ともに協力し合い、チームを組んで診療を行っています。
「看護師」は、病院の中で最も多いスタッフで、患者さんと医師に最も近い仕事です。
最も患者さんのことを理解するスタッフとして、ほかの専門スタッフとうまく連携を測ることも看護師の大切な仕事になります。
病院の受付や会計を行う事務職員を、「医療事務」といいます。
「薬剤師」は、医師から処方される処方箋によって、薬の飲み合わせや副作用、服用の回数や飲み方などについて患者さんに最適な形で調剤する仕事です。
患者さんに薬を渡すときには、正しく服用できるよう薬の効果・効能のほかに使い方や注意点、副作用などに関してお話します。また、患者さんから薬に関する質問や何らかの副作用などがあったときの相談にも対応します。
内科だけでなく、外科やほかの科の薬も併用している場合、それぞれの薬が適切な者で適切な領であったとしても、飲み合わせによっては思わぬ副作用が起こってしまう場合があります。そのため、患者さんが現在飲んでいるすべての薬を把握し、そういったトラブルの防止にも努めます。
けいれんや手術前後のさじ加減の難しい投薬の場合は、患者さんの経過を良く科刷するとともに医師と連絡を密にしながら計画立案をし、高度な薬物療法を行うこともあります。
「臨床検査技師」は、患者さんの血液や尿、便、採取した細胞から病気の診断を行うために検査する仕事です。
健康状況を把握するための様々な検査のほかに、心電図や超音波検査、聴力検査などの担当をすることもあります。
検査結果が医師の治療方針を大きく左右しますので、正確で綿密な作業が必要です。
時には医師の検査で発見できなかったがんなどの早期発見をすることもあり、患者さんの病気や何らかの異常をいち早く発見することができる責任重大な仕事でもあります。
「レントゲン技師(診療放射線技師)」の仕事は、レントゲンの撮影のほかにCTやMRIなどの医療機器を使った撮影および画像診断です。患者さんの体に放射線を照射して放射線治療を行うといった仕事をしています。

眼科で働くと大きなやりがいを感じられる

2020-01-27 07:17:27 | 日記
眼科は目の不調を訴える患者さんが受診するだけでなく、定期検査で来院する人もいます。
コンタクトレンズを作る目的で視力を測りに来る人もいますし、コンタクトレンズを買いに来る人など様々です。
眼科検査は決まった流れが多いので、無資格の人が受付業務と検査業務を兼任しているところもあります。
手順が決まっている検査は、経験を積むことで簡単にこなすことができるためです。
しかし、一般的な検査員は目に関することや検査、訓練などの深い知識を持っていない場合がほとんどです。
そこで重宝されるのが、「視能訓練士」です。
医師の指示のもと、より専門的な検査を行う医療従事者の分類に入ります。
問題なのは、この資格を持っている人が不足している傾向にあることです。
有資格者があまりいないので、雇いたくても雇えない眼科は多いです。

視能訓練士の資格を取得して眼科で勤務すると、たくさんのやりがいを感じることができます。
正確な診断のためには、正確なデータが必要です。
視能訓練士は眼科検査や訓練のスペシャリストなので、確かな知識と技術で検査した結果を医師に渡すことができます。
自分の働きで正確な診断につながり治っていく患者さんを見ると、大きな喜びを感じることでしょう。
また、担当している患者さんの斜視や弱視の矯正訓練の成果が出た時も同様です。
糖尿病や緑内障など、視力が低くなった患者さんの視力をできるだけキープさせることができた場合も、大きなやりがいを感じる視能訓練士は多いです。
視機能検査や補助具選び、使い方や指導などのロービジョン訓練が上手くできた時にもやりがいを感じことができるでしょう。

☆その他眼科で重宝される資格や仕事内容など>>眼科のお仕事を知ろう