倉敷市立美術館で開催中の「共鳴する美術2009-表現への挑戦‐」展へ行きました。
この展覧会は、昨年亡くなられた倉敷を代表する「写真家・中村昭夫の原点」と題する展覧会と同時開催されている若手作家・写真家や画家の4人の作品が展示されていた。
この若手4人中の1人・松井えり菜さんの作品がお目当て。松井えり菜さんを知ったのは3年前。そのときから凄い個性だと注目していたのだが、実際の作品に触れるのは初めてである。えり菜氏の作品は8点展示されていた。高橋コレクション中の「食物連鎖スターウォーズ」、北原照久氏蔵の「二つの気持ち」、さらに「UISON」などであった。いずれも特異というべき作品ばかり。画家の個性がキャンバス一杯に、キャンバスをはみ出てキャンバスの枠にまで描かれていた。だから額縁は、どの作品にもなし。いずれも大作で、私の狭苦しい自宅に飾れる類のものはないのだが、唯一の小品「パンドラ うー」という作品は、キャンバスの裏にも描かれていたのである。また、作品中には、オルゴールがなったり、「ピアノコンチェルト」という作品は、真ん中に描かれた人間の顔のうちの歯がピアノの鍵盤のように描かれ、その歯(つまり鍵盤に)触れるとメロディが流れるとういう具合。油絵(タブロー)という概念は、この画家のうちでは超越されている。この特異な、稀有の才能が、今後どのような作品を創造し、私たちに披露してくれるのか、注目して行きたいと感じさせる作品展であった。なお、この作品展で知り合った、Wこのみさんという若い手芸作家、エコバッグづくりをしている、早速配偶者がバッグづくりを頼んでいた。どんな作品が出来あがるのか今から楽しみ。この後、久し振り美観地区に足を伸ばして喫茶「エルグレコ」に入り、コーヒーを喫したのであるが、エルグレコの話はまた後日。
松井えり菜さんの作品展に関する情報は、松井えり菜のウェブサイトから確認できます。
この展覧会は、昨年亡くなられた倉敷を代表する「写真家・中村昭夫の原点」と題する展覧会と同時開催されている若手作家・写真家や画家の4人の作品が展示されていた。
この若手4人中の1人・松井えり菜さんの作品がお目当て。松井えり菜さんを知ったのは3年前。そのときから凄い個性だと注目していたのだが、実際の作品に触れるのは初めてである。えり菜氏の作品は8点展示されていた。高橋コレクション中の「食物連鎖スターウォーズ」、北原照久氏蔵の「二つの気持ち」、さらに「UISON」などであった。いずれも特異というべき作品ばかり。画家の個性がキャンバス一杯に、キャンバスをはみ出てキャンバスの枠にまで描かれていた。だから額縁は、どの作品にもなし。いずれも大作で、私の狭苦しい自宅に飾れる類のものはないのだが、唯一の小品「パンドラ うー」という作品は、キャンバスの裏にも描かれていたのである。また、作品中には、オルゴールがなったり、「ピアノコンチェルト」という作品は、真ん中に描かれた人間の顔のうちの歯がピアノの鍵盤のように描かれ、その歯(つまり鍵盤に)触れるとメロディが流れるとういう具合。油絵(タブロー)という概念は、この画家のうちでは超越されている。この特異な、稀有の才能が、今後どのような作品を創造し、私たちに披露してくれるのか、注目して行きたいと感じさせる作品展であった。なお、この作品展で知り合った、Wこのみさんという若い手芸作家、エコバッグづくりをしている、早速配偶者がバッグづくりを頼んでいた。どんな作品が出来あがるのか今から楽しみ。この後、久し振り美観地区に足を伸ばして喫茶「エルグレコ」に入り、コーヒーを喫したのであるが、エルグレコの話はまた後日。
松井えり菜さんの作品展に関する情報は、松井えり菜のウェブサイトから確認できます。