暫らく放置プレイでスミマセンね。
相変わらずの出張続きで、なかなか釣りに行けません…でした。
こないだの週末は一年ぶりの九州出張で、今回は福岡の博多・北九州、そして熊本への出張。
そしてまた…やってしまいました。
決して遊びに行ってるワケではありませんよ…あくまでお仕事で出張ですからね^^
で、折角の九州なワケだし、休暇を取得して取引先のイカ釣り好きなお方と一緒に、今回も熊本の天草にて釣りをしてきました。
今回の釣行で天草へ行くのは4回目になります。
初めて行った時は2.5kg、1.5kgのアオリをゲット。
2度目は1.5kgのコウイカと900gのアオリ。
3度目の去年は大雨の影響で激濁りの中、タコを釣ったのみ。
年々釣果がショボくなってきていたので、今回はせめてキロアップの1杯くらいはゲットしたいと意気込んでおりましたが、果たして釣果はイカに?
では、たまには釣果云々の前に、ワタシが行って来た「天草」とはどんな所か、まずはその辺から軽~く書いてみましょうか。
天草は熊本県にある諸島で、有明海・八代海(不知火海)・天草灘に囲まれており、長崎の島原半島と共に、雲仙天草国立公園にも指定されています。(MAPはコチラ)
熊本の宇土半島から大矢野島~上島までは天草五橋、更に上島と下島は天草瀬戸大橋と、島々が大きな橋で結ばれています。
天草といえば、「島原の乱」「天草四郎」でも知られていますが、島原の乱で追われた隠れキリシタンが信仰を守り続けた地でもあり、大江天主堂や崎津天主堂などの見事な教会建築や、海や山の豊かな自然も多く残されています。
ワタシが天草に行くのは、もちろんデカイカを仕留めたいと思うことも勿論ですが、素朴な雰囲気の中で時間がゆったりと流れているような、そんな場所でボーっと海や山の緑を見ていたいというのも1つの理由です。
…と、前置きはコレくらいにして、今回の釣行を振り返ってみますか。
18日の夜9時頃に仕事を終え、急いで就寝。
19日翌朝の…というか、午前3時半に起床!4時にはワタシを夢の天草へいざなってくれる「Dr.M氏」が宿へ迎えに来てくれました。
そこから車で約2時間半、天草下島を目指します。
天気予報では、19日は午後から生憎の雨(泣)とのことで、以前2キロアップを仕留めた下島の一番下の牛深方面から北上の予定を変更し、下島の通詞島付近からスタートすることになりました。
そして6時半頃に無事到着し、まずは西川内漁港からスタート。
この西川内漁港の周囲はアマモが多く、アオリイカの産卵場所として知られており、以前来た時にも完全に産卵を意識した1~2キロクラスが藻の中から何度もヘロ~っと浮いてきていたことがあります。
完全に乗込んでいる状態のイカはエギには全くの無関心で、エギをぶつけても完全無視…しかし、新しく入ってきたイカや突然スイッチが入ったりすると釣れるというような感じです。
画像をご覧頂いてもお解かりと思いますが、置き竿の釣り人もいます。
この置き竿はアジの泳がせ釣りでイカを狙っている釣り人です。
流石は活きエサ、スカリを拝見すると1~2キロのイカが10杯程釣っている人もいます。
まぁとりあえずイカは居るようなので、私たちは堤防の先端付近からスタートしました。
開始して間もなく、先端に居たエギンガーの方が500g程のアオリを立て続けに2杯ゲット。
しかし、ワタシ達は異常なし!
その後、潮も動かないこともあってか、皆さんマッタリモードになり、先端のエギンガーもどこかへ行ってしまいました。
それにしても、このポイントはアマモやホンダワラだらけなのでチョッと気を抜くとすぐにエギが藻を拾ってしまい、かなり難しいです。
そうこうしているウチに潮が動き始めたところ、同行者のDr.M氏にアタリ!
ドラグも「ジ~」っと出ています。
結構沖で掛けたようで、寄せるのも結構大変そう?
「え~良いなぁ~」
「ズルイなぁ~」などと言いながら見ていると…
釣れたのはアオリではなく、目つきの悪い「コウイカ」でした^^
もう一杯同じサイズのコウイカが追っかけて来ていたのですが、ワタシのエギには無反応。
ひょっとして、釣れたイカを助けに来ていたとか?
…暫らく近くを漂っていましたが、また潜っていってしまいました。
気を取り直してキャストを続けていたところ、ワタシにもようやくアタリ!
「ビシ!」と合わせるも、残念ながら乗らず…近くの人にもヒットするも、コレもコウイカ^^
どうやらコウイカは反応が良いようですな。
で、気分を変えて移動することに。
次の漁港も同じような感じの藻場なので、産卵に寄ってきているのがいるかも…
と思いきや、車を降りたところでM氏がまたもやコウイカを発見。
すかさずM氏がエギを沈めると、モソ~っと寄ってきて「バフ!」と抱きつき、難なくコウイカをゲット。
このコウイカはなかなか大きく、恐らく1.5kg程はありそうな感じ。
なんか、コウイカだらけですな。
結局ココでもアオリは釣れず、次の漁港では全くもって反応ナシでした。
そうこうしているウチに、いよいよ雨が降り出しました。
少し時間をおいたことで、また新しいイカが入って来ているかもしれないし、雨が降ったことでエサ釣りの方々が帰ったかもしれないので、また西川内へ戻ることに。
しかし、何も起こりません。
反対側の堤防ではエギンガーがギャフを用意しています…どうやらキロアップ位のイカを釣り上げた様子です。
ここで西川内を見切り、チョッと移動して通詞島へ向かいました。
雨はパラパラと降り続いているし、潮も下げ止まりのようなので車で仮眠を取ることに。
どれくらい寝たんだろう…起きて島の水道を見ると、メッチャ潮が動いています。
というか、まるで川のような激流です。
「ひょっとして、こんな激流の中でも居るかも?」と思い、釣りを再開するとM氏も起きてきました。
M氏曰く「この激流の中、絶対居ますよ」とのことで、ワタシの活性も一気にUP!
余りに流れが速くてアチコチで渦を巻いている状態で、4寸にオモリ巻きでも全く沈みません。
それでも何とか潜るヨレを見つけて、慣れないながらも底を感じたところアタリが…しかし、コレもフッキングせずorz
M氏にコツを教えて頂きつつ、釣りを続けているとM氏が500gクラスを2杯ゲット!さすがです。
ワタシは堤防沿いに歩いていると、600~800gクラスの見えイカを数杯発見!
それなりにエギに反応するも、抱く直前にヘロ~っと流されていきます。
ワタシがこの見えイカに翻弄されていると、M氏が何か叫んでいます…「また釣れたようですな。でも、今にワタシもこの見えイカをゲットしてやる!」と頑張りましたが、そのうちイカは全く相手にしてくれなくなりました。
M氏のところへ行ってみたところ、なんとデカいのを釣っているじゃないですか!
重さを計ったところ、1600g!
さずがはM氏!激流の中、お見事です(写真撮るの忘れてました)
ワタシはというと、こんな激流でのエギングは初体験なので、エギをコントロールするのに一苦労。
結局、その後は夕マズメを期待してまたもや西川内へ戻ったところ、新たなエサ師のオジサンがワタシの目の前でフッキング!
キロアップのイカをアッサリと釣りあげています。
そのオジサンのスカリを拝見すると、更にデカイのも釣っています。
流石はエサ釣り…すげ~!
暫らくオジサンと話しつつ「ほー、秋田からわざわざイカ釣りに来たとですか!」などと驚かれ、いろいろと説明してくれるのですが、独特の方言も混じると何を言っているのかサッパリわかりません^^
で、いよいよ日が暮れるというのに、ワタシはその後も何も起こりませんでした。
はい、1日目…丸坊主です!
藻場での釣り、激流の釣りには全く対応が出来ませんでした。
…ということで、長くて読みにくいでしょ?ごめんなさいね。
余りに長ったらしい文章になったので、2日目の「天草に行ってきました②」に続きます。