革命的桜乙女JSSR  こんなブログ読む暇あったら家族と話し合えよ。(´ω`)

このままだと日本国は終わるかもしれない。しかし散り行く花なら、運命なのか。

宗教の領域に達した、西村修平、黄 文雄の対中論。

2011-05-19 01:00:47 | 日記2(東日本の総革新)

元日中友好協会(正統派)で毛沢東主義者だった、西村修平。
本人は中華民国人なのに、
中国人は先天的に日本人より劣っていると主張する黄 文雄。
著作を古本屋で立ち読みしても、
2人の中国人論は、昔ヨーロッパで流行ったユダヤ陰謀論や反ポーランド主義のコピーだ。



息をするように嘘をつく、
文字を持つ前から盗みを悪いと考えない文化を持つ、

などなど使っているフレーズが、
反ポーランド主義やアネクドートと同じである。
中国政府と中国国民を一枚岩に考えて、
歴史や文化からネガティブな場面だけを抽出するやり方は単なる、ステレオタイプ化による精神論に過ぎない。



リンカーンのインディアン殲滅、
オーストラリアの原住民殲滅、
などなどこの手の差別は昔からある。



反ポーランド主義やアネクドートを知っている人は、黄 文雄や西村の主張が、
ポーランド人やロシア人の部分を中国人に変えただけだと気がつく筈だ。
昔から人種のステレオタイプ化による野蛮人指定の理論化は盛んだが、
人種差別が少なかった私たち日本人はつい騙されるのかもしれない。



黄 文雄は、中国人は世界中から嫌われて、中国は解体されて、常任理事国から追放されて、世界は中国人の野蛮な文化を警戒するように成るだろう・・・・と、
1980年代から主張しているが、
彼の大予言は当たった試しが無い。



台湾は中国に接近しているし、
アメリカには華人移民が300万人もいる。
都市伝説や流言を証拠として、国民性をステレオタイプする黄のやり方は、
そ嘘とダマシのトリックである。


彼は単に、中国人への悪口を書いて、
本を売りたいだけじゃないのか。
黄文雄の人種論はもはや宗教の領域であり、下層ビジネスに近い。
彼の意見が正しいなら、なぜアメリカでは300万人も、ベトナムで20万人以上の中国人移民が暮らせるのか彼に聞いてみたい。




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