仕事の用事でOS Xのパスワードをランダムな感じで何回も変える必要がでてきて、hogehogeとかfugafugaとか適当に変えながら作業してました。
用事自体はそこで済んだのですが、最後に適当なパスワードに変えた後、元のパスワードに戻すのすっかり忘れてそのまま画面ロックして帰宅。次の日にログインしようと思ったらすっかり最後に設定したパスワードを忘れてしまってログインできない。さあ困った。ってな感じなんですがOS Xはパスワード忘れた時には(あらかじめ登録しておいた?)appleIDでもログインできるようになっています。「おおー、なるほど。よくできてる」と感心しつつログイン。が、そこには落とし穴が。ログインはできたのですが、キーチェーンのアクセスには相変わらず元々設定していたログインパスワードが必要なようで、こちらにはアクセスできなくなりました(パスワードを聞かれる)。
「しゃーねーなー、んじゃリセットするしかないか…」
ということでキーチェーンをリセットして登録されていたログイン情報やら証明書やらが全部綺麗さっぱり削除され、やれやれと思ったのですが…
“OS X wants to use the ‘Local Items’ keychain”
ん?いやいやリセットしたよ?再起動が必要なのかな?
“OS X wants to use the ‘Local Items’ keychain”
いやいや…。
何回OSを再起動しようがリセットしようがログインパスワードを変更しようが延々とキーチェーンへのアクセスができない、アクセスパスワードが間違っているとダイアログが出てきます。いよいよもって仕方が無いので
・管理者権限を持つ別のアカウント(例:resque)を作成
・resqueアカウントでログイン
・キーチェーンに問題が出ているアカウント(例:troubleuser)を一旦削除(※ディレクトリは消さない)
・/Users配下にある削除したアカウントのディレクトリを別名でmv(例:mv /Users/troubleuser /Users/troubleuser.backup)
・削除したアカウントと同名のアカウント(troubleuser)を作成
んで作り直したユーザでログインしてみると…。
“OS X wants to use the ‘Local Items’ keychain”
なんでや…。
仕方ないのでぐぐって見ると、「~/Library/Keychainsディレクトリ配下にあるランダム文字列のディレクトリを削除してOS再起動したら直った」という情報を見つけたので、実施してみたところ、確かに出なくなった!
なのでいったんまたresqueアカウントでログインしなおして/Users/troubleuser.backupディレクトリを/Users/troubleuserに戻した後、/Users/troubleuser/Library/Keychains配下を別の場所にまるごと退避(一応退避にしておいた)してtroubleuserでログインしなおした所、さきほどと同様にキーチェーンのダイアログが出なくなりました。やれやれ。
キーチェーンのリセットを促すくせにリセットしきれないのはなんなんだろう…。
ちなみに環境は El Capitanでした。