えー、毎週毎週山に行きすぎだろって自分でも思いますが三連休ということで八ヶ岳登山に行ってきましたw
10月の三連休は毎年滅茶苦茶車が混むので朝4時15分ごろに起きて5時出発。んでなんとか現地8時ころには赤岳山荘の駐車場までたどりきました。それでも中央道結構車がいましたし、駐車場は最後の1マスでギリギリセーフ。
なお、美濃戸バス停がある美濃戸口から赤岳山荘の駐車場まではアスファルトで舗装された公道ではなくかなり凸凹道(私道?)なのでかーなーり徐行して走らないと石やら轍の凹凸で車の腹打ちます(打った)。車が大事な人は美濃戸バス停近くの駐車場が良いかと思います。
あと事前の調査時にとあるサイトで見た「赤岳展望荘に泊まる人は駐車場が無料になります」という話はふつーに「いや、うち関係ないんで」という赤岳山荘のおばちゃんのまっとうなご意見により一蹴されましたw(利用料は1日1000円です)。赤岳展望荘と関連ありそうな美濃戸山荘には車で行けないし、あの情報は一体なんだったんだろう…?
また今回は赤岳山頂の休憩時にGPS記録を一時中断した(展望荘でチェックインやらラーメン食べてる時は止めなかったのに…)まま下山してしまうという間抜けをしたので登りの片道しか記録残っておりません(´・ω・`)
記録を見る限り標高差1200mの往復となったようですが、この位標高差があっても膝・足に来ることがなくなったのは個人的には嬉しいかな。
そしていつもの地図とガイド本。
山と高原地図 八ヶ岳 蓼科・美ヶ原・霧ヶ峰 2015 (登山地図 | マップル) | |
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昭文社 |
ガイド本のルートを通ろうかと思ったんですがいろいろグダって赤岳山頂のみの登頂となりました。
日本百名山 山あるきガイド下 (大人の遠足BOOK) | |
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ジェイティビィパブリッシング |
10月三連休の八ヶ岳はもう晩秋、最低気温は氷点下、最高気温一桁で稜線がキツいので防寒対策はしっかりと。登山用の手袋(軍手は濡れたとき悲惨なのでNG)、ジャケット、フリースorライトダウンなどは必携です。
朝8時ごろに赤岳山荘到着。駐車場を利用する場合はこちらで料金を事前に支払います。利用料は1日1000円。隣接するやまのこ村にも駐車場あり。
駐車場料金を支払い、チップトイレに行ってから登山口へ。
入り口が北沢ルート、南沢ルート分岐になってます。今回はスタンダードコースである南沢ルートへ。
行者小屋までは森林をゆったりと登る気持ちよいコースとなってます。
下の方は沢伝いとなるので心地よいです。紅葉はずっと前に終わっちゃったのかな?
葉っぱもかなり散ってしまった後ですね。
コースは迷うところはほとんどないです。木や岩にマークが付いてたり目印となるリボンが結んであったりするのでそれらを辿ります。
ちょいちょい紅葉らしきものも見かけました。
渡渉、というか川の横断も何回か。
三連休にしてはそんなに登山客が多くなかったような。ちょっとシーズンじゃないせいかな。
川のあと?と思われるエリアも何回か通ります。
歩くこと2時間弱くらい(コースタイム2時間10分)で行者小屋へ到着。すでに結構な人が。
ラーメンやおでん、ビールが楽しめます。
さすがにまだ登りの途中なのでここでは行動食と水分補給のみにしました。
先週のテント泊の時に持って行ったけど食べなかったブラックサンダーを持ってきて食べたんですが気温が低くても固くならなくて(チョコやナッツ類がぎっしり詰っていると低気温時に固くなる)いい感じでした。
有楽製菓 ブラックサンダー1本×20個 | |
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有楽製菓 |
テントのお客さん多かったなー、これ朝の写真ですが下山時はテントの数がかなり増えてました。
行者小屋入り口。
さて、休憩&トイレも済ませたので出発です。案内図と標識確認して間違えないようにしましょう。
赤岳展望荘へは地蔵尾根方面です。
行者小屋からは道が一変して粘土質の急な登りが始まります。かなり滑りやすいのと、上の方はかなり石・岩が落ちやすいので注意が必要です。息を整えながら進みましょう。
階段はよく整備されているので注意しながら進めば大丈夫です。さすが百名山、よく整備されています。
行者小屋がだんだん小さくなってきました。
岩が落ちやすいので針金を網状にして整えてくれています。感謝としか言いようなし。
安心して登山できるのも整備してくれている人がいてくれるおかげですね。
右側に赤岳がきれいに見えてきました。頂上が見えると意気も上がります。
振り返るとこんな感じ。紅葉 is どこ。
鎖場も少しだけありますが、三点支持しつつ慎重にいけば問題ありません。
稜線が見えてきたかな?もうちょい。
稜線に到着!赤岳展望荘と赤岳頂上山荘が目視できました。晴天だったら綺麗に日の出が見えそうですね-。
地蔵尾根の終着点、地蔵ノ頭到着!稜線の風が冷たい!!!!
今日は晴れのち曇りの予報だったのに、すでにかなりの曇り空。明日曇りのち雨の予報だったはずなのに思ったより天候が悪くなっている?
ここまで長袖シャツとサーモライトシャツで登ってきたのですが流石に風が強いのでジャケット装備。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) クライムライト ジャケット NP11503 HB アノーブルー L | |
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帽子が飛ばされそうになるほどの風なので帽子の上からフード被って進みます。赤岳展望荘まではすぐです。
10時半ごろ、赤岳展望荘に到着。登山口からだいたい3時間くらいかな。風で体が冷えてしまったのでチェックインしつつお昼ご飯にしましょう。
大部屋はこんな感じです。
メインのザックは部屋に置いて、サブザック持って赤岳に向かう…前にお昼ご飯!麺類は11時からなのでちょうどタイミングぴったり。
なお、山荘に宿泊する人はお湯、お茶、コーヒーが飲み放題です。
体あっためつつ部屋を眺めてると今日の気温が。最低気温-2度…。
あとは山荘をちょっと探索。個室とトイレ、受付・大部屋を結ぶトンネル。
大部屋入り口から見た山荘入り口。
大部屋入り口。さすがに早すぎて誰もいません。そして底冷えする寒さ。後ほど戻ってきた時には暖房入れてくれてました。
さて、サブザック担いで赤岳に向かいます。
登山口と反対側は紅葉が残ってるところもありますね。気温差結構あるのかな?
ストック持って行きましたが赤岳山頂へは結構赤茶けた土・石が広がった急登が続くので、なくても良いかも(鎖や三点支持での登りが多い)
しかし天気悪いなぁ…。
うっすらと山々が見えますがどうも雲が低く広がっている。
黙々と登ること20〜30分。頂上山荘が近くに見えてきました。
頂上山荘へ到着-。尾根が綺麗だなー。夏に縦走したら気持ちよさそう!
青白く見えるのは秩父の山々かな?
こちらが頂上山荘。まだ時間が早いせいかちょっと閑散としている感じでした。
山荘からすぐの所が赤岳頂上。
下の方は綺麗に色づいてるー。
そして頂上へ!2899m、赤岳山頂です。
ここで休憩を入れたのですが、どうも天気の悪さが気になって仕方ありません。明日の予報は曇りのち一時雨だったのですがこの様子だとどうも明日の早いうちから雨が降るのでは?と考え始めました。雨が降っても装備的には問題ないのですが中岳、阿弥陀岳を通って下山するのはちょっと危ないかも。あと、せっかくの展望荘なのに、日の出が見られない…。
そんなことをモヤモヤ考えながら展望荘へ戻ります。
展望荘にもどった所で時刻は12時半ごろ。決めました。明日雨降りそうなので今日のうちに下山。
山荘の方に事情を説明し、チェックインも済ませてしまったので返金は難しいかな?と思ったのですが快く返金してくれました。ああ、勝手な都合なのにすいません…。ほんと感謝しかありません。
下山すると決めたので、サクサクと降りますよ。地蔵ノ頭まで戻って来たルートをそのまま下ります。
下るときには特に落石(自分が落とさないように)注意。
下りは注意しつつもサクサクと。行者小屋が見えてきました。
行者小屋に到着。アップルジュースを注文して休憩。しかし、途中や展望荘とかでビール飲まなくてよかった。飲んでたら下山という選択肢無くなってましたからねぇ。
で、出発!というところでまたストックの長さ調整ができなくなりました(ストックが締まらない)。
LEKIのストックの長さ調整、この赤いパーツが動かない状態になるとストックが締まらなくなるんですよねぇ。いい加減慣れましたがなんとかしてほしいこの不具合。赤いパーツを少しだけ緩めてあげると直ります。
行者小屋は登りの時より人多く、テントも沢山。
来た道を黙々と下ります。行者小屋以降は長いものの、標高差をゆっくりと消化していく感じなので駆け下りる爽快さがあります。ほんの少しだけトレランの気分。
曇天のナナカマド(かな?)
ところどころちょっとだけ紅葉があり目を楽しませてくれます。
沢のあたりまで降りてきました。水がきれい。
下の方にもケルンがいくつかありました。
道の途中の赤獄(赤岳?)神社。旧字体はかっこいい(強調)。
ということで美濃戸山荘まで戻ってきました。だいたい15時ちょい。理想的な下山時間となりました。朝早かった分、結果としては理想的な日帰り登山になったかな?
チップトイレをお借りして、水を補給して帰途につきました。
で、これを書いているのが翌10月11日なんですが、八ヶ岳でもやっぱり雨降ったようですね。
判断はそれぞれかと思いますが、今回は下山してよかったかなーと思ってます。
そろそろ3000m級の山は冬モードに入り始めて厳しくなってきたように感じます。
さて、次は何処行こうかな?