仙人のブツクサ日記

Shadeの3Dプリンタ出力備忘録(その2)

昨日の続きです。
Shadeからobjで書き出したデータ。

何でobjなのかと言うと、出力に出すリスマチックさんのサイトに書いてあったから
こちらパッケージの簡易校正を出したり、商談会用のパネル出力なんかをお願いしてる、印刷サービス会社。
立体出力のサービスは最近はじめたようです。
身近な会社が気になっているサービスはじめると、いっきに距離縮まりますね~。


netfabbの説明より先に出力の話を...。


立体出力サービスはいくつかの会社さんが始めています。
出力機器の低コスト化、ニーズの拡大、スキームの整理などがからんで、
価格もどんどん下がっています。

今回オーダーした出力は「ハイエンド」。

その後別案件でフルカラーも使ってみたんですが、色が浅く出る(明度があがり、くすみもする)、色ムラが出る、そもそも石膏がベースなので重くてモロい、といったマイナス要因多数。
結局色は再度塗装し直したので、あまりオススメできないかも。
とはいえ、できたものに色がつくのは魅力的ではあります。
参考までにこんな感じになりました。

余談長すぎですね

ハイエンド出力の場合、出力される樹脂はアクリル。
半透明です。
黒に染めることはできる(今回は黒くしてもらいました)。

で、できたのコレです。



まんまです

何の遜色もない。
精度もバッチリ。
黒の染料の匂いがちょっと臭いくらい

簡単な形状ではあるんですが、
できるもんだなと...ちょっと感動です。
可能性広がりました。

でもって納品したら...
この試作とは別に、
上にのるパネルがあるんですが、
ジャストサイズすぎて取り外せない事案発生


3D出力の怖いとこ。

ちょっとした修正が全とっかえになる
出し直し。
予算が倍
このサービスの通常納品が5営業日なので必要な期日に間に合わないという状況に


出力サービスで最大の注意ポイントは、

設計をミスらない!

試作屋さんに頼んだ場合は、ミスはその場で直してくれます。
相手が製作中に問題に気付いてくれて連絡をくれたり。

その負荷を背負わないと行けない。
当たり前ですけどね。

不足している部分を口に出さずに気を配って修正してくれたり、それ以上の価値を付加してくれる人もいれば、
言われたこと、更には言ったことすらやらない人もいるんだよなと、気付かされます。


とにもかくにもですね、
自身でモデリングして出力に出す場合は、データ書き出し前のチェックが大事です。
出したら最後ですから。


後日。
試作を出し直す予算も時間もないので、お得意先のメーカーに相談して、制作室を間借り。



スマートな未来を夢見ながら、
粉塵を浴びる




参考までに立体出力の価格ですが、
HDモードで通常納期(5営業日納品)、サポート材除去で
43,000円でした。
8割方材料費です。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「コンピューター」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事