やっぱり

意識すると気持ちが滅入ってしまう日を楽しく過ごせ
元クラスメイトに感謝だった一昨日。


15年前のあの日、見ていたTV番組がNYからの中継に
切り替わったんだよね。


一週間ほど前の同時間帯にあの崩れ落ちたビルの中で
その日の夜のミュージカルのチケットを買っていた私。


人生って本当に分からないものだよね。


数年後、まだ整備中だったグラウンド・ゼロに行って
手を合わせたけど、あれ以来、NYへ出かけることは
無いまま。


当時はそれほど思わなかったけど、東日本大震災の
数日前に成田空港からアデレードへと旅立ったり
何かに守られているって感じる。


日本にいた頃は、繰り返し放映される生中継で見たのと
同じ光景とあの日奪われたたくさんの命への思いで
息苦しさを感じることもあったけど、アデレードで
TVをほとんど見ない生活をするようになったからか、
以前ほどあの日を意識せずにいられるようになったよ。


もちろん忘れちゃいけない出来事だし、遺族の方々に
とっては、忘れることのできない日だろうけど、勝手に
生き残った罪悪感みたいなものを感じていた私にとって
できれば意識せずに過ごしたい日であったことは確か。


今年も無事に9月11日を終えることが出来ました。


この機会に、改めてこれまで関わったすべての人に
感謝したいと思います。



　　

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