そらだより

 ~ただいま日本との時差、30分♪~

やっぱり

2016-03-13 19:31:09 | ひとり言
NOと言えない日本人から卒業できない私(-_-;)


前の前の大家さんから、私と同じ通りに住む彼女の
クライアントさんの様子を見に行くように言われ
断れなかったんだよね…


様子を見に行くだけのはずが、結局、4時間!


私の前では気がいいおじいさん(76歳)なんだけど
親しい人には甘えが出る様子の彼。


最初に会った3年ほど前は、まだ大家さんのところまで
頻繁に自分の車で遊びに来るくらい元気だった彼。


アルツハイマーの症状が急激に進行して、今は数分前の
出来事すら覚えていなかったりするし、自分一人では
ほとんど何もまともに出来なくなっているんだけど
自覚していないみたい。


だから、他の人に指図されるのが気に入らない。


今の家に引っ越してから、前の前の大家さんと一緒に
頻繁に会うようになったけど、クライアントさんだし、
大人の男性なのに、彼女の性格もあって、まるで
幼稚園に通う子供を扱うような感じで、側で見ていても
正直どうかと思うことがあるから、本人のストレスに
なるのは、不思議じゃないよね。


彼自身は、すぐに忘れちゃうから、いつも「誰も自分に
会いに来てくれない」なんて言っているけど、実は
そんなことはないって分かったことが今日の収穫かも。


昨日は先週も来ていた80歳のお友達が来て、彼の元彼女の
ところまで連れて行ってくれていたし、今日は、私が
到着した時には友達カップルがいて、帰る直前には、別の
お友達が遊びに来たし、元彼女からは留守電が残っていて
彼のことを心配している人がたくさんいるって分かった。


みんな、彼の記憶力があやふやで、彼らが来たことすら
覚えていられないことが分かっているのに、ちゃんと
会いに来てくれるんだから、素敵なお友達だよね。


前の前の大家さんは、彼のことをあまり良く言わないから
もう少しで騙されるところだった!


そぉいえば、彼女は自分と自分の家族以外の人のことを
良く言うことがない人だった。


月末には、ブリスベンに住む息子さんがやって来て
彼が入居できる老人ホーム探しのために、しばらくの間、
ブリスベンへ連れて行くらしい。


正直なところ、お友達がたくさんいるアデレードにある
老人ホームに入った方が、本人にも息子さんにとっても
いいと思うんだけどなぁ。


この半年ほどの間に、奥さんが子供達を連れて出て行ったし
先月には目の周辺に出来たガンの除去手術をした息子さん。


パイロットだから、経過次第では、仕事に復帰できないかも。


そんな状況で、アルツハイマー病のお父さんをブリスベンに
連れて帰っても、大変なだけなのにね。


離れて暮らしているから、きっとお父さんの正確な症状を
把握できていないんだろうな。


息子さんが後見人だから、結局は、彼の都合に合わせることに
きっとなるんだろうけど、みんなにとって良い方向になるよう
息子さんが決断してくれることを祈りたいと思います。



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