涙

涙が
とまらない
悲しくて
悲しくて
心が
ふるえて
泣いている
もう
どうすることも
できず
ただ
ただ
涙が
出てくるだけ
感情や
意識さえも
飛ばされて
悲しい涙の
大軍が
心の中まで
押し寄せてくる
見えないよ
涙のせいで
心までが
視界を
なくしている
絶望と
言う
言葉を
耳から
入ってきたら
すぐさま
心は
泣きはじめた
わずかだが
涙よ
とまれの
声が
聞こえてくる
その声が
だんだんと
増幅され
心は
ゆっくりと
ゆっくりと
落ち着こうと
している
人間の悲しさは
どこまで
続くのか

宇宙人

やっぱり
わたしは
宇宙人かも
しれないな
絶えず
付きまとう
孤独感
誰も
受け入れては
くれない
人間社会
だから
地球人ではなく
宇宙人だ
それなら
理屈が
通る
不思議なんだよな
人を
寄せ付けない
オーラ
すべての場面で
拒否される
オーラ
好かれるのは
わんこたち
だけだ
もう地球人は
きらいだ
合う人間が
ひとりも
いないからだ
誰か
ひとりで
いいから
合ってくれ
お願いだ

愛

愛が
消えたら
人間が
消える

幸せ

幸せなら
大切に
しなさい
そして
幸せの持続の
努力を
しなさい

孤独

誰にも
相手を
されず
会話もなく
すべて
ひとりの
空間
生きる望みも
目標も
夢も
なく
まるで
ブラックホールの
中心部に
いるかのようだ