
昨日は私の父の14回目の命日。
母とソラさんとお墓参りに行きました。

ここはすご~く大きな霊園なので普段はお墓のそばまで車で行くのですが、この日はのんびり歩いて行きました

紅葉がキレイ


いつもと違うお散歩道だからソラさん足取り軽く、よく歩く


お墓に到着。
ソラさん早速お墓をチェックチェック


枯れた花を捨てに行って戻ってくる母。
私はソラのお守りばっかで、母にばかりやらせてしまった(^_^;)ゴメン


無事お掃除終わりました

いいお天気で良かった~


お参り後、そのまま霊園内をお散歩。
土日はわんちゃん連れも多く、ピクニックしてる人もいるんですよ(*´ω`*)

霊園内には広い公園も。
ブランコの後ろにちらっと墓石。
これがないと霊園内だって事忘れてしまいそう


あ、ソラさん、お友達がいるよ


こんにちはぼくソラです

よろしくね


霊園の一角にはものすごく手入れされた庭園墓地もあります
母も「参考になる」と言うほどオシャレなイングリッシュガーデンです

うちがお墓を建てたときまだこの区画はなくて、ここが出来たときは
「こっちがよかったね~」
なんて話してましたが、昨日は「管理費高そうだね」なんて話をしてました

各お墓の前に小さな花壇があったりして、本当に素敵でした


正直、14年も経つと普段の生活の中で父のことを思い出す日はそう多くありません。
しかし毎年この時期になると、最期の、父の闘病時代の事を思い出します。
ちょっと暗い話になってしまいますが、今日は少し当時の思い出を書きたいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・
14年前のある日、体調が悪く病院に行った父。
しかしそこで、
癌
末期
余命1ヶ月
という衝撃の宣告を受けました。
突然のことに目の前が真っ暗になり、ただただ信じられませんでした。

話が暗いから関係ない可愛い写真を挟みます(笑)
父はそれから、8ヶ月後に亡くなりました。
闘病の父も、支えた家族も、決して幸せな8ヶ月ではありませんでしたが、
その間実に様々なことがあったのです。

その一つが
「母が免許を取った事

結婚してから数十年、父の車の助手席専門だった母。
かなり高齢(失礼

暗い夜道も、自転車で通っていました。
免許センターでは筆記試験、満点合格でした

父の病院へ通ったり、(病院が不便な場所にあった)父の一時退院の送迎ができると、とても嬉しそうでした。

ちょうどその時実家の車が車検が切れることもあり、初心者マーク

入院していた父は、自分は一緒に行けないから、私と母で買っておいでと言いました。
うん、と言ったけど、なんだかすごく辛かったのを覚えています。
それから母とディーラーに行き、当時CMで気になっていた



フィットは大活躍でした

母はフィットになってから運転が上達

一時退院の父と旅行に行ったりも出来ました。
父も気に入っていて、家族みんなのお気に入りでした。

こちらがそのフィット。
父が亡くなってから10年、母と。
その後3年、我が家で活躍してくれました。

去年そのお役目を果たし、私たちの前から去って行きました。
フィットを手放してしまうと父との思い出が消えるような気がして、なかなか踏ん切りが付きませんでしたが、
13回忌も終わり、今なのかな、とも思いました。
楽しい思い出と辛い思い出がいっぱい詰まったフィット。
本当にありがとう。

父が亡くなって14年。
当時いたねこたちも虹の橋を渡り、
今いるソラゴマ、ユキレオリンは父に会ったことはありません。
ですがこうやって命日に思いを寄せることで、いつでも会える様な気がします。
また来年もソラと一緒にお墓参りに行けたらいいな。
パパ(本当の呼び名



