この度はユキちゃんにたくさんの暖かいコメント、本当にありがとうございました。
個別にお返事できなくて申し訳ありません。
失意の中、優しい言葉にとても救われました。
私だけじゃなく、母もとても感謝しておりました。
本当にありがとうございます。
本当はもっと早く皆さんにお礼をしなきゃと思っていたのですが、パソコンを開くとどうしても・・
ここ最近気持ちはだいぶ落ち着いてきたのですが、ユキちゃんの写真を見てしまうと涙が止まらず、
なかなかブログが書けませんでした。スミマセン。
今でも淋しさは変わりませんが、ユキちゃんの最期の記録を残そうと思います。
写真は元気だった頃のユキちゃんです。
話の内容とは関係ない写真をたくさん挟んじゃいました。
2010年5月生まれのユキちゃん。
享年7歳でした。
初めてユキちゃんの様子がおかしいことに気付いたのは10月の中旬頃。
母がユキレオリンにちゅ~るをあげた時のことでした。
母がはい、とユキちゃんの顔の前にちゅ~るを差し出した時、ユキちゃんはまるで見えてないかのように鼻で(匂いで)ちゅ~るを探して食べたそうです。
母は、ん??と思い様子を見ていると、ユキちゃんはごはんもしっかり食べ、普通の感じだったそうですが・・
しかしその後、ユキちゃんはふらふら歩き出し、同じ所をグルグル回ったりしたのですぐに病院に連れて行きました。
病院でいきさつを話すと、先生はん~と渋い顔をし、
「脳に複数の炎症がおきたか脳腫瘍」
とおっしゃいました。
現段階ではハッキリとした病名はわからないけど、ユキちゃんの症状は脳から来るものだと。
脳の検査は全身麻酔でMRIじゃないとわからないようなのですが、この時すでに症状が出てる(なにかしらの炎症が起きてる)
状態だったので、全身麻酔をすると症状が悪化するリスクがあるという事だったので、
脳の炎症を抑える薬を飲んで、改善がみられるかどうかでその後の治療を考えましょう、という事になりました。
お薬を飲み始めたらユキちゃんは、いつも通りのユキちゃんに戻りました。
この前のことがウソのようにいつもと変わらず、いっぱい食べていっぱい出して、いっぱい遊んでいました。
先生も、「イイカンジなのでこれから徐々に薬の量を減らしていってみましょう」
と言うほど安定していました。
薬が良く効いていて、もしかしたらこのまま治っちゃうかもと、その時は思いました。
薬で抑えられる位の炎症なら、完治も見込める・・
その言葉に希望が見えた気がしました。
しかし
それから半月ほど経った頃、ユキちゃんは急激に悪くなりました。
安定していたから、
先生もこんなすぐに急変しないと思っていたようで、とてもビックリしていました。
よく病気の進行って、階段を下りるように・・とか
坂道を転がり落ちるように・・とか言うじゃないですか。
ユキちゃんの場合は高層ビルから飛び降りたかのような・・そんな位だったんじゃないかって思います。
その時先生からは、脳や心臓の病気の場合、急死する事もあります、と告げられました。
この時は、脳圧を下げる点滴と炎症を抑えるステロイドの治療で、
・MRIは撮らない(もう全身麻酔はできない)
・長生きは見込めない
・なるべくそばにいてあげて下さい
との事でした。
その数日後、ユキちゃんは旅立ちました。
明け方でしたが、母がずっとそばにいて、看取ってくれました。
数時間前には少量ですがごはんも食べ、
トイレこそ行けませんでしたが、自分の意思でしっかりおしっこもしてからの旅立ちでした。
病状が悪化してから旅立ちまでとても早かったので・・
冷たいユキちゃんの体は特にやせ細ったりしてるわけではなく、変わらずふっくらしていたので、本当に寝ているかのようでした。
もう2度と撮れないんだから、と、ユキちゃんの最期の姿をカメラに収めましたが、まだ見ることが出来ません。
私がユキちゃんと最後に会った日、帰り際に、また来るねと声をかけました。
この日ユキちゃんはあまりよく目が見えてない感じだったのですが、この時は私の方をじっと見ていました。
なんとなく撮ったこの写真が、私が見た最後のユキちゃんになってしまいました。
ユキちゃんが亡くなった日から連日実家に通っていたのですが、私の顔を見て『さっさと帰れ』と
目を細めるユキちゃんがいなくて・・
だんだんとユキちゃんがいないという実感が湧いてきて、悲しさは増すばかりです。
だけど、やっと、少しずつですが、こうしてユキちゃんの事書いたり写真を見たり出来るようになってきました。
この記事も書き上げるのに何日もかかりましたが、やっとアップできそうです。
お別れが辛くて悲しすぎて、もう毎日、なんで、どうしてとふさぎ込んでいましたが、
ようやく、ありがとうと思えるようになってきました。
ユキちゃん
ユキちゃん
大好きだよ。
悲しいって感情とか、なくなっちゃえばいいのにな。
にほんブログ村
にほんブログ村