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またまた書いてしまう。「原発事故10年目の真実」菅直人著(元日本国総理大臣)について。

2021-05-14 20:08:42 | 日記

ROMの状態でしたが、また書いてしまいます。

「原発事故10年目の真実 始動した再エネ水素社会」菅直人著(元日本国総理大臣)を今読んでいるのですが、途中ですが、感想をメモっておこうと思い立ちました。(笑)

そう、まだ、

”第2章 再生可能エネルギーと水素社会”、”まえがきー原発ゼロは実現している”、”あとがき”、”インタビュー菅直人は映画『Fukushima 50』をどう見たか”、くらいしか読んでないのに、感想文を書こうとしてます(^^)、というより、途中経過のメモという位置づけですが。。。

まだ、”第1章 「原発ゼロ」の真実”、”第3章 真の電力改革”、”第4章 原発と政治”、と、”巻末資料「原発廃止・エネルギー転換を実現するための改革基本法案」2018年3月9日、立憲民主党・自由党・日本共産党・社会民主党が衆議院に共同提出。2020年1月1日現在、審議されていない”、というのが残ってます。

巻末資料の法案といい、第4章の中の「立地自治体は町ごと買収されている」なんて、すぐ読みたいのですが、まずはここで一服して、土日の楽しみにしてたりします。(笑)

さて、

第2章の再生可能エネルギーと水素社会から。

この章では、再生エネルギーでどのくらいの電気が供給できるのかなどが書かれています。皆様は、どのくらい電気を供給できるのか想像できますか?しかも、太陽電池パネルだけで!です。理論値だけどね。。。

ざぁーと見る限り、この本全体で難しい数式の記述はなく、ここで四則演算が出てくるくらいなような感じです。

ここでのキーワードは、ソーラーシェアリングとFIT(固定価格買取制度)です。ソーラーシェアリングを日本語式に記述すると、営農型太陽光発電になります。

ソーラーシェアリング自体も発案者が日本人なので、これも日本語です。

詳述は本をお読みなるとわかります。

ものすご~く簡単に言うと、農業をやりながら、電気も発電して、余った分はFITを利用して売電する!という事です。

 

さてさて、

理論値とは言え、一日3時間の日照時間という仮定をたてて、

なんと、2兆kWh(キロワットアワー)になるそうです。(計算式は本を見て下さいまし。掛け算してるだけです。)

現在の日本における年間電力消費量は、約1兆kWhなので、余裕のよっちゃんです。

1日3時間の日照時間という仮定の式です。勿論、日本の全農地が対象という仮定もありますがね。

ちなみに、現在の日本の年間電力消費量の裏付けを私はとってません。だって

、素人だもの。。。どこから数値取ってくるのかわからない。

という事情はあるものの、菅直人元総理が書いているので、私は信用しますし、仮定の値として設定している値がすごく低く見積もっている様に感じるので、低く見積もっても営農型太陽光発電を全農地がしたら2倍のポテンシャルがあるって、結構若い人には響くかもしれません。

これで農業もするが、電気も売る農家さんが日本にもっと増えるかも。

もっと現実的な数値も載っています。詳しくは本を読んで下さいませませ。

太陽光発電ですから、昼の間だけしか発電しません。この点を補うという使い方で水素社会の可能性を語っておられます。ポテンシャルを開放したら、電気が余ります。その余った電気で水を電気分解して水素を取り出す。そして、製鉄や、内燃機関もどきにも使えるというわけです。内燃機機関に使えれば、大きな重機にも応用がすぐできうると私にもわかります。本には書いてないけどね。

ガソリン車は販売が世界的に禁止される年が設定されていますが、ガソリン車だけです(と、私は理解しています)。ディーゼル車の事には触れていない様に思います。

多分ですが、素人考えだといわれるかもしれませんが、石油を完璧にゼロに出来ないのではないかと私は思っています。大型の重機には、ディーゼル内燃機関が使われています。トラックもディーゼルエンジンです。もっと言うと、船舶もディーゼルエンジンです。聞くところによると、直径1mもあるシリンダーヘッドがゆっくりピストン運動をしているそうです。(大型の船になるとです。)

この大出力がいる分野は、ディーゼルエンジンが多い様に思います。もし、水素エンジンが代替え手段になるのなら、日本は結構この分野、今の所頑張っています。

小出力になるであろう、自動車としては、ご存じの様に既にトヨタ自動車が、”ミライ”を発売しています。あとはコストを下げればよいだけです。インフラとしての水素ステーションも必要ですがね。でも、現実にもう既にあります。

EV車にしても、モーターはありますし、電池も全固体電池の開発はどうも日本勢が頑張っているようですし。

やる気になれば、世界を巻き込めるかもしれません。

私自身は水素社会に懐疑的でした。なぜって、世界はそっちを向いていないし、インフラの整備に時間がかかるので、無理だと思っていました。それと、世界最大の市場である中国の意向を世界は無視できません。今、アメリカが喧嘩売っているようですが、総力戦にでもなったら、日本も巻き込まれて、多分アメリカが負けると私は踏んでます。日本にとっては、間に挟まれて踏んだり蹴ったりなだけだと思います。

誰も戦争なんか望んでいません。(サイバー戦争も望んでいません。)

だから、記述は少ないですが、この水素社会と再生エネルギーの組み合わせは、アリだな!と感じた次第です。

第2章の感想だけで、長くなってしまいました。

しかも、話が原発ゼロからも遠のいてしまってます。(笑)

今日はこの辺で終わりにします。

おやすみなさい。