Road fallen angels~路上の堕天使達 序章総集編(2)2000郡山の夏、俺は一人仙台に帰ること、同時に無期限音楽活動休止を決めた・・・就職して一人前になる事を新たな目標にした・・・もちろんそれは、KENYAと歌うことも出来ないということは十分承知だった。なんでってやりたい事よりも不安が少し大きくなったからかな、ましてや清○郎さんと一緒にやれた事は、きっとロックの神様が俺にくれた、最後のご褒美なんだと思いながら・・・実力不足も認めた、とにかく自分自身の負けを認めることからの出直しだった。車にギターと僅かな荷物を積み郡山の街に、仲間に一通り別れを告げ走り出した。流れる景色の中に今までの思い出がオーバーラップした・・・これで良かったんだと何度も、何度も言い聞かせアクセルを踏み込んだ、サイドシートには俺自身であり、俺の全てを知っているこの世で一番愛するギター“Epiphone・EJ200VS95年製”が静かにこっちを見ていた・・・どれだけこいつと走ったろう・・・お互い知り尽くしていたからか、どうしても1曲こいつとやりたくなった・・・通り縋りの福島で最後に誰もいない街角で、はじめて俺はこいつのために歌い、こいつは俺のためだけに鳴いた・・・言葉はなかったけれど、互いに確かに感じた・・・・・いつかまたやろうな相棒!
<完>Road fallen angels~路上の堕天使達 序章完
・・・・・・一応終わりなんだけど、なんか終わらせたくねえな、いつの間にか序章とかだし・・・やっぱり次回からは今まで書ききれなかったこととかまだまだ秘話があるんで・・・・・少しだけ休憩!人生はLIVEだからさ、アドリブだぜよろしくね!
<完>Road fallen angels~路上の堕天使達 序章完
・・・・・・一応終わりなんだけど、なんか終わらせたくねえな、いつの間にか序章とかだし・・・やっぱり次回からは今まで書ききれなかったこととかまだまだ秘話があるんで・・・・・少しだけ休憩!人生はLIVEだからさ、アドリブだぜよろしくね!