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71年スタックス傘下のエンタープライズよりリリースされたシングル。プロデュースはオリー・マクローリン、曲はデオン・ジャクソンというデトロイトの制作陣による録音がこの曲。ミュージシャンまでそうかは微妙な部分もあるが、ソリッドなカッティング・ギターとサスティンが効いたベースの絡みはグルーヴ感いっぱいで、デトロイトやシカゴ・ソウルと同様のポリリズミックなミッドテンポものである。そしてそこにバーバラ・ルイスの柔らかい声が乗る。ゴスペル・ライクではないが、サウンドとのトータルなバランスで、70sソウル的なクールさと心地良さが味わえる一枚と言える。