
75年のJJバーンズがデトロイトのマイナー・レーベルより出したシングル。制作はナチュラル・サウンド・プロダクションでパブリッシャーに Hot-N-Heavy となっている。Hot-N-Heavy といえば、同名グループや Arc-Larkレコードのコンビネーションズなどのスウィート・グループ物が思い浮かぶが、このJJバーンズもそういった一連の制作物と同じく70年代のメローなデトロイト・サウンドといったものだ。そしてこういうサウンドに、JJのマーヴィン・ゲイ系の歌声も非常にマッチしている。果てしなくメローに心地良くサウンドは鳴り響く。70年代インディ・デトロイトを代表するレコードと言って良いだろう。