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70年にリリースされたシカゴのグループのもの。マークⅤというとアルバムを出しているグループがよく知られて入るが、このグループは別グループでこのシングルのみしか録音はないようだ。だが割とコレクター的には知られているだろうか、この盤の紹介面の裏の曲 Funny Change がグレッグ・ペリー作曲のナイス・ミッドテンポ・ナンバーと古くからミニコミ等で紹介されているから。
ではこの紹介面の Gone! はどうだろう。性急感あるファンキーなアップテンポもので、ベースとカッティング・ギターとパーカッションの絡みが素晴らしい。単調なメロディも、サウンドの勢いのまま一気に突っ走る感じのリード・シンガーのヴォーカル・ワークも見事。ノリ重視の録音というところだが、そのあたりをより評価したい盤だ。