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70sニューヨーク・アンダーグランド・ディスコとして語られるパトリック・アダムス、ピーター・ブラウン、グレッグ・カーマイケルらが一群となってインディペンデントにリリースした諸々の楽曲、その中からピーター・ブラウンとスコット・デイヴィスが中心となって制作された曲を取り上げてみた。リリース形態としては12インチや別レーベルのクイーン・コンスタンスであったりと、複雑というか適当というか、今回は7インチで。蛇足ではあるが、このレーベルがらみの7インチ・プレスは微妙に大きい。5mmくらい。肝心の曲はアップテンポなファンク、ファンキー・ディスコ?という内容。ファンクといっても、どことなく忙しないノリをおぼえるのがこの人達の特徴か。単調なリフが病的な曲でもある。リリースは77年。P&Pファンクとも語られる彼ら、もちろんアンダーグランド・ディスコでもある。ディスコが四つ打ちだとしか認識出来ないなら分からない、ブラック・ディスコ・サウンドと言ってしまいたい。