
ラルフ・ジェイムスことR.J.をリーダーとして主に80年代に活動したデトロイトのグループの、その78年のデビュー・シングル盤。79年にアルバムをリリースするが、この曲はそこにも収録されている。この曲については、アレンジにデトロイトの代表的サウンド・メーカーのジミー・ローチが行っており、おおよそそのあたりで想像できるあの琴線に触れるサウンドがここでも出てくる。ダンスものとしてはちょっと緩やか過ぎるミッドスローなテンポで、本ブログの趣旨的にはギリギリの線だろうか。内容としてはソウルとしてはもちろん文句なく、爽快な音に男女のヴォーカルの絡みもクオリティは高い。たまにはこういった緩やかなグルーヴも楽しめるというもの。