デトロイトの7インチ、1979年のリリースです。80年代のアルバムが有名なグループで、古くからのソウル・ファンにはそこに収録のメロウな楽曲が人気。また90年代にリプロ盤(ブート?)が出回り、よく知られることとなったグループでもあります。今は収録の別な曲にスポットを当てたいですが、それはまたの機会にして、その知られたアルバムの前にリリースされたのがこの7インチで、グループの最初のリリースでもあります。この取り上げた盤面のブギー・トゥナイトは後のアルバムには未収録、そしてタイトル通りのブギー曲となってます。ホーンにエレクトロな音やクラップ音が絡み、エディケンばりのファルセット・リードヴォーカルが乗って、ファースト・テンポでディスコ・ファンクします。忙しないくらいがなかなか好みです。また、7インチながら6分収録というのもなんだか素晴らしい。デヴュー盤に全てを込めたかったんでしょう、思いが詰まった12インチ並みの長さの6分、プレス代もろもろあったのか、いろいろ考えます。時に拘りは素晴らしいもんです。多少の音の小ささも問題なく、ごちゃごちゃした忙しなさとチープな録音と混沌としたまさにディスコブギー然としています。前回のでどこかで聞けますので。 http://www.youtube.com/watch?v=sBNiFBHWqA4&sns=em