ジミー・ローチが制作に携わったデトロイトのグループの1980年リリース12インチ。これがグループ最初のレコードとなり、翌年にアルバムをリリースしている。アルバムは古いソウルファンには馴染み深いLPでしょう。特に80年代後半からのインディソウル・ブームを知る向きには思い入れあるグループでもあるはず。セカンド・プレスのジャケ無しLPが出回り、そこで聞けるコーラスグループ・スタイルの楽曲にインディソウル・ファンはけっこう盛り上がったり。そんなグループのデビュー盤であるこの曲は、アルバム未収録、そしてグループ最高のディスコブギーだったりする。インディソウル・ブームで出回った12インチではあるが、出回った当時はとりたてて良い感想は持たなかったものの、時代を経て自分が追い付いたような、はたまた楽曲が熟成されたかのような、とにかく素晴らしいディスコブギーです。ディスコ・ブレイクからの畳み掛けるミュージシャン・シップは圧巻。