ボストンから82年ごろのシングル。80年代といっても打ち込みではない。ただしベース・ラインはディスコをモチーフにしたもので、テンポ的にもそんな感じだが、マイナーな曲展開とそこに乗る実に線の細いシンガーと合わされば、なんとも耳に残るダンサブルなソウル・ナンバーとして聞けるから不思議なものだ。まあ、かなりマニアックな曲につき、万人に推薦できるレコードではないだろう。