バンクーバー・オリンピックはもうすぐ終了しますね。毎回様々な感動を得る祭典でありますが、メディアから得る情報以上に物語を感じさせ、そして爽快な気持ちにさせたのはソリ系競技ボブスレー女子2人乗りでありました。その斬新なデザインのソリが海外からも話題になり一気に注目を集めたのでありました。
ボブスレー女子2人乗りの代表は浅津このみ(海野ビル)と桧野真奈美(北斗病院)。政府による先の事業仕分けでは、“マイナー競技”との烙印を押され注目を浴びたのですが、元からのスポンサー不足の厳しい状況、選手自らスポンサー集めと競技活動さえままならない。自分で中古のソリを買い、自らのデザインと自腹の塗装で臨んだバンクーバーの晴れの舞台。そして結果は。そう、彼女たちは勝つこと以上のものを残したのではないでしょうか。ロイターは下記のように伝えています。
[ウィスラー 22日 ロイター] バンクーバー五輪ボブスレー女子2人乗りは23日に1回戦が行われる。日本代表の桧野真奈美、浅津このみ組は優勝できないかもしれないが、そりの美しさでは「金メダル」間違いなしだろう。
2人が乗り込むそりのボディーには、富士山や桜がデザインされ、前面には着物姿の女性が描かれている。山本忠宏監督によると、そりの装飾はもともと桧野のアイデア。ロイターの取材に応じた桧野は、「日本の心を表現したかった。自分にはとても特別なデザインで、幸運をもたらしてくれることを願っている」と語った。
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