シカゴから75年のトムトム制作のシングル。このグループのアルバムには確か未収録だったはず。サウンドは同レーベルのウィンディ・シティと同じ質感で、レイドバックした雰囲気が絶妙のシカゴ・ソウルが味わえる。ゆったりとしたビートをリードするリズムギターと、情緒的なヴォーカルが程よくブレンドされて、心地良いサウンドがどこまでも続いていくような錯覚を覚えるほど癖になる音作りだ。これもトムトムの職人芸の成せる業であろうか。