ジャマイカン・グループのチョーズン・フューはスウィートソウル好きには知られたグループだろう。ジャマイカ出身ゆえ元は所謂レゲエ・グループ。しかしトロージャンの録音を経て、70年代になってイギリスに渡りUKポリドールに録音するようになって以降は、いかにもスウィートソウルファンが喜びそうなファルセットやハイテナーを駆使したスタイリスティックスばりのバラード主体のグループへ変貌する。ポリドール盤などスウィートソウル好きは大いに評価したものだ。ソウル系ブログでならこの辺りを紹介してるとこもあるだろうから割愛するが、日本盤『愛はすべてをこえて』なんか有名なレコード。そんなグループから70sダンスものとして一枚取り上げてみた。原盤はUKポリドールになるこれは日本盤で、薦めるのはジャケも派手な表題ミラクルワーカーではなく裏の『ヤング・アンド・フーリッシュ』。心地良く軽快なミディアムテンポに爽快なコーラスという、良い意味で70年代らしい録音の楽曲だ。耳障りの良いUKサウンドも悪くはない。UKポリドールからは4~5枚あったが、この録音が一番ダンスサウンドとして頭抜けていたかな。ただ正統なソウルファンはジャマイカンでUK録音となると敬遠しがちかも。分からなくもないが、これは聴ける。
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