そんな状況!?では昨年購入した数少ないリイシューCDからこのダレル・バンクスのスタックス/ヴォルト録音集を取り上げます。未発表を聞きたいというのと、オリジナル盤の変なステレオ・ミックスがどうなってるか、あとライナー(外盤の)を読みたかったので入手してみました。未発表に関しては、やはり未発表だろうなという感じですね。貴重ではあるけど、曲もサウンドも魅力に乏しい。ダレル・バンクスだからある程度のレベルになってしまうこともあって、満足ではありますが。それからステレオ・ミックス曲は原盤そのままでした。ライナーは、デトロイトのサイトでダレルの妹さんが話してる以上のものがなくて残念。ちなみに妹さんの話だと、嫁と別れてからバッファローへ移ってそれから歌手へ、とのことです。しかしまぁダレル・バンクスほどのシンガーが、遅咲きで且つ少ない録音しかないのはつくづく残念だと思わせられます。聴くほどに感慨深くなってしまうリイシューです。
