ブラスアンサンブルを私がやる時意識していることがいくつかあります。
5人でも10人でも必ず、並び方を半円状態にしていることです。
それは半円を丸の形にして中心から上部丸と接するあたりに音を集めるように音楽を作るためです。
そうしておくと、どんなホールでも、練習場所でも同じように音楽が作って行けるからです。
しかもその円はなるべく小さくするようにしています。
金管というと耳をおさえるイメージというのは以前書いたことがありますが、ピアノのイメージを繊細にしたいという意味もあるんです。
私も含めそうですが、メンバーもほっておくとベーっと吹いてしまいます。
円の頂点で気を使って音楽を作るイメージを持っておくとこのピアノがうまく表現できるかなと思っています。
ただし、ガブリエリやファンファーレなど対比的な要素をもった曲などではこの限りではありません。
また、この半円の形で行くとトランペットや、トロンボーンのような直管系の楽器は一度どこかに音を当ててお客さんに聴かせる経過音にした方が柔らかく聞こえるという効果もあります。
ホルンは特に置く場所が難しいです。
音色が反射音とじかに出ている音でずいぶん違います。
また個人差も大きいです。
吹奏楽でホルンが前にいることがあって、同じように吹いていてもラッパだけ、うるさいと言われることがよくあります。
またオーケストラでは置く位置でオケの音色自体が変わるくらいの重要なものでもあると思っています。
私、個人的にはチューバの方は何でもできると思っていますので(Sound of BrassのチューバのKMRさんに言ったら怒られたけど)、どこにおいてもいいかな。
今回の演奏会でも配置にも気を使えたらもっと実力以上の効果が得られるかな?
でも中身は大事ですけど。というところで。
Sound of Brass 第2回演奏会
稲城市ⅰプラザホールにて
10月29日(土) 19:00開演 入場無料!!!!!!
ではでは。