蒼莱ブログ

日本、2025年にも宇宙空間で発電した電力を地上に送る実験実施へ

待ちに待ったクリーンエネルギー。

2025年に宇宙空間で発電した電力を地上に送電する実験が日本で開始されます。

太陽光発電衛星2基で北海道の全電力を賄えます。悪用すれば、気象改変兵器に…。既に、悪用されていますがね。

◆日本、2025年にも宇宙空間で発電した電力を地上に送る実験実施へ

 

日本、2025年にも宇宙空間で発電した電力を地上に送る実験実施へ

日本の研究チームは、政府や企業の支援を受けて、2025年にも人工衛星を使って太陽光発電された電気エネルギーを地上に送る実験を実施する計画。日経新聞が報じている。

Sputnik 日本

 

2023年5月30日, 07:00

 日本の研究チームは、政府や企業の支援を受けて、2025年にも人工衛星を使って太陽光発電された電気エネルギーを地上に送る実験を実施する計画。日経新聞が報じている。
プロジェクトを率いる京都大学の篠原真毅教授は、一連の小型衛星を軌道上に打ち上げる予定。研究チームは、太陽光パネルで集めた電気エネルギーを数百キロ離れた地上に送る考え。篠原教授は、宇宙からの太陽エネルギーの研究に2009年から取り組んでいるという。

 宇宙空間に太陽光パネルを設置し、マイクロ波を用いて地上に電力を送る方法が提唱されたのは1968年。それ以来、米国や中国を含む複数の国がこのアイデアに資金を拠出している。

 この技術が魅力的なのは、軌道上の太陽光パネルが無限の再生可能エネルギーを供給できること。宇宙空間で太陽光パネルは時間帯に関係なくエネルギーを集めることが可能。なお、マイクロ波を用いて電力を送る場合、雲は障害にならないという。

 一方、日本が軌道に多数の太陽光パネルを展開できたとしても、その技術の実用化にはかなりの時間がかかるとみられている。なぜなら、現在利用可能な技術では、原子炉1基の出力に相当する1GWの電力を生成する地上のインフラを構築するためには70億ドル(約9800億円)の費用がかかるからだ。

 日本は2015 年、JAXAが送電部から50メートル以上離れた受電部に1.8kWの電力を送ることに成功している。一方、1.8kWの電力では電気ケトルを沸かすことくらいしかできない。


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