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年の暮れとあって欠席者が多く出ました。
皆さんお勤めをされているので仕事納めとあって忙しそうです。
いつもの講義内容は合評が中心で行われています。
本日は、いつもと違って日頃、小説を書く上で疑問に思っている
事を質問して有栖川先生が答えていく内容だった。
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「皆さん文章の長さについての意識してますか?」
「理想の文章の長さは、短い、短い、長いを意識して書けば読み
やすい文章になります」
「語尾に気をつけてますか?」
「た。だった。が続くと小学生の文章になりますね」
「文体と作品があっていますか?」
「重たいテーマに対して文体が軽いとか」
基本的なことでも意識しないと見落としてしまいます。
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新人賞を取るに当たっての戦略や出版業界の裏事情など貴重な
意見を述べられました。
例えば帯やタイトルなどは、疑問文で作れば読者の興味を引く
などと興味深い話をされました。
他にもプロに一歩で近づくためのテクニックや売れるための
秘訣など貴重な話をされました。
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本日も沢山の作品が提出されました。
創作塾は、やる気のある波動で渦巻いています。
本当に塾生さんのレベルが高くて頭が下がる思いです。
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それでは有栖川先生、塾生の皆様良いお年を過ごされますように
心よりお祈り致します。