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精子提供ボランティア@南東北

精子・卵子提供は多様性を認め合うこととつながる

第三者が関与する生殖行為(精子提供、卵子提供、代理母出産)の問題は、多様性を認め合うことと大きくつながっていると思います。

父と母の両親が揃っていて子供が血縁関係にあることが普通で大多数で幸せなこと、それから外れた者は異常で少数派で不幸なこと、という先入観や風潮がある問題と同時に改善していかなければならないと思います。

よく、精子・卵子提供に関するニュースが出ると、産まれてきた子供がかわいそう、子供の気持ちを考えてないといった意見が多く出てきます。そういった意見は、両親と血がつながってないことや親が父と母のセットでないことが不幸なことであるという価値観から生まれるものだと思います。精子・卵子提供で生まれた子供達が許容される社会なら、子供がかわいそうなんてことはないはずです。

多様な家族の形を示してくれる人たちが増えれば、この凝り固まった家族の形しか信じない人たちの心も変えていくと思います。

私個人の力では微々たるものですが、すでに多様な形の家族があるんだよということをこの活動を通して訴えていきたいと思います。

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