昨日も今日も久しぶりの小春日和です。
お外はぽかぽか気持ちがいいけど
おにいにゃんが病気になってからは
仕事や用事がある時を除き
出かけたいという気持ちが起きなくなりました。
ネコの腎臓病は原因がわからないことも多いそうですが
おにいにゃんの場合は原因がはっきりしています。
シュウ酸カルシウム結石が尿道に詰り
おしっこが出ない状態を何回も繰り返したことが原因です。
最初におしっこが出なくなったのは2007年12月18日
とにかく車で家からいちばん近い病院に駆け込みました。
何度も前を通りかかったことはありますが
診察は初めてでした。
カテーテルを通しても
尿道が詰まっている様子がまったくなく
膀胱から尿を採取して調べても
ストラバイト結石や何らかの結晶が見られなかったため
「原因不明の膀胱炎」
と診断されました。
それから2008年3月12日までの間に10回も詰り
そのたびごとにカテーテルを挿入して尿を抜きました。
尿道が傷つくんじゃないかと心配でした。
検査入院も2回しました。
でも「原因不明」って言われました。
翌日の3月13日、カテーテルが通らなくなりました。
やっとレントゲンを撮って
膀胱の中に大きな結石が2つあり
それがラムネのビー玉みたいに
おしっこをしようとすると
膀胱の出口に栓をしていたということがわかりました。
カテーテルで結石を膀胱内に押し戻していただけだったのです。
膀胱が破裂する寸前の緊急手術でした。
最初におしっこが出なくなってから4ヶ月もたっていました。
そんなにも長い間
おにいにゃんにつらい思いをさせ、苦しませてしまい
腎機能の大部分は失われてしまいました。
なぜすぐにレントゲンを撮ってくれなかったのか
悔やまれてなりません。
でも責任はすべて私にあります。
その病院を選択し病院を変えなかったわけですから。
幸い、外科の得意な獣医師だったので
尿道が傷つくこともなく、膀胱内の結石の摘出手術も成功しました。
血液検査で腎機能の低下は明白なのに
処方される療法食はいつも「pHコントロール」
シュウ酸カルシウム結石には何の効果もありません。
私は療法食を「腎臓サポート」に変えた方がいいのでは
と何回か相談したのですが
プライドの高い人で「素人に何がわかる」と言わんばかりでした。
おにいにゃんはNaたっぷりのしょっぱいごはんを1年4ヶ月食べ続けました。
この獣医師はとにかく外科手術が大好きで自信もあるようで
左腎盂内の結石と右尿管の結石を取りたがっていました。
腎機能が低下し麻酔が難しく
それで手術ができないことを残念がっていました。
でも、患者を抱え込まず
「大学病院などの専門機関でセカンドオピニオンを受けるように」
言ってくれた点では良心的な獣医師だと思います。
いろいろあった1年4ヶ月だけど、決して恨んではいません。
そんなわけで、セカンドオピニオンで
先代にゃんずでお世話になった老先生の所に戻ってきました。
2009年8月3日の記事☆セカンドオピニオン☆
日本動物高度医療センターは老先生の病院と連携しています。
検査はセンター、治療は先生の病院でと役割分担しています。
長文にお読みいただきありがとうございます。
おふたりさん、今日も元気に走ってました。
いつも応援ありがとうございます。
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