斜頚とな。１５日目。

発病して２週間とちょっとが経った。
頭の傾きはほとんど見られないままだが
どうも、坊の呼吸が気になる。

通常は「スースー」ってな感じの
一定のリズムでお腹が膨らんだりするのに、
坊は「スッスッスッス」ってな感じ。
んでもって、最近は時々ピクっとなる。
しゃっくり？と一瞬思うほど
身体全体がピクっとなる。

んでもってさらに酷い時は
そんな自分にびっくりしたのか
それとも呼吸が苦しいのか、
パニくって、ダッシュし、転んで
プチローリングを起こすこともある。

4/30（月）
病院へ行って先生に相談したら
すぐにレントゲンを撮ってくれた。


上の写真は正面。
下の写真は横から。

下の写真の、左のほうのグレーな▽部分。
これが肺らしいのだけど、こいつがダメだった。

健康なうさちゃんの肺はこの▽が黒く写る。
でも坊の肺は、白く靄がかかったような
小さくブツブツしてるような、とにかく黒っぽくない。

先生：「腫瘍が肺に転移した場合はもっと一ヶ所が
カタマリのように写るけど、今回は肺炎のような症状にみえます」

さらに先生は、坊の頭をコチョコチョしながら
「頑張って生きてるんだけどな」って小さく呟いた。

それはきっと、どうもしてあげられないって
キモチのカタマリかもしれない。

とりあえず、一週間。粉薬で様子を見て
回復が見られないようなら酸素室のレンタルをすすめられた。

ちょうど一週間後は、こっちの勝手な都合で
坊を病院に１泊させる予定なので
状態によっては、酸素室にいれてくれるらしい。


坊婆ちゃんは、いつまでも赤ちゃんみたいで
忘れてたけど、介護を必要とするくらいの
疲れやすい身体で

毎日毎日、頑張って生きてるんだね。


なぜか顔だけソファ下に突っ込むようにして。

暗くて落ち着くんだろか。
それとも、恥ずかしがってるんだろか。
なんてな。


坊は今、突然のプチローリングと、
お腹のしこりちゃんと、曇った肺で
３０％以下しか酸素を取り込めず
いつもいつも、何気ない顔して
一生懸命、呼吸をしてます。

ペレットはリンゴジュースでふやかして。
リンゴちゃんは一口サイズにして。
粉薬と飲み薬は、リンゴちゃんと交互に
誤魔化しながら。

プイって嫌がって背中をむけることもあるけど、
毎日毎日、パパママうさ坊の時間を一緒に過ごしてます。
それは辛くもあり、切なくもあるけど
幸せなのは間違いない時間であります。