劇団糸のBlog

劇団糸のメンバー、キャストやスタッフがその時々で書き込みをしていきます。お昼ご飯や、マイブーム、稽古のことなどなど。

役者紹介〜「エルバ」役を演じた、Kotone

2020-09-11 23:28:21 | 劇団糸活動日記
劇団糸初の舞台映像作品「ロレイユ横丁 ヨモヤマ食堂」出演の役者さん紹介!

紹介は劇団糸主宰であり、脚本も書きました木村がいたします!

第4回は「エルバ」役を演じた「Kotone」



僕と彼女の出会いは彼女が小学5年生!現在高校3年生。

参加作品は「RAT」「この世界は素晴らしい」「ロレイユ横丁 ヨモヤマ食堂」計3作

彼女は、ずば抜けた「根性」と絶妙な「繊細」さを持ち合わす劇団糸の中で1番情熱表現タイプです。

「周りの人を見れる人」
とにかく周りの人をよく見ることができる人。気を使うことができて、いつも笑顔で楽しむことをできる人。

2017年の「RAT」では、思春期の心の表現が変わっていくような気持ちを演じ、2019年の「この世界は素晴らしい」では、女性らしいキャラクターであり、劇中に亡くなってしまう
役をとても繊細に表現して、今回の「ロレイユ横丁 ヨモヤマ食堂」は、一番大切な言葉を喋る役を演じていますが、言葉と内容が難しく苦労していました。

毎回必ず間違える台詞の部分があり、「なんでそこはまちがるのかな?」っと、聞くと「う〜んなんでだろう?」そこで僕がそのセリフの内容を細かく説明していくなかで
内容をつかんだ瞬間に台詞を間違えることはなくなりました。

僕の脚本は年相応な内容でもありますし、本人立ちには少し難しい内容も入れています。そのため台詞の内容でつまずくこともあるので、その際には一緒に考えていきます。

Kotoneは舞台に立った時にみてもらえばわかるのですが、「存在感」は抜群です。
見た目で言うと背もたかいですし、足も長〜いので迫力はでるのですが、多分劇団糸の中では一番「役者志望」なのかなとおもいます。

思いと、行動がまだまだ一致していない部分が実はあって・・・こんなこというのもどうかとおもうんですが、でも実は彼女自身気づいてないとおもうんですが、
その思いと行動が一致して積み上げていくことができたら最強だとおもいます。

今回の舞台表現で彼女にはとても大事な「言葉」「台詞」を言う役を演じてもらいました。
それは、この脚本の軸にもなっていることでそれを彼女が発することは、僕にとってはとても意味のあることであったんです。

本人は気付いてないかなー。

アニス役のRinとセットでの表現をしたりと今作では主役級にやることが多かったですが、僕としては全てパーフェクトにこなしてくれたと思っています!

僕の脚本にはいつも必要なキャラクターがいるんですが、それを演じることができる役者さんです。

今後どんな人生を進むのかわからないですが、「今やるべきこと」と「今やりたいこと」が一致した時に、彼女はきっと何をやっても最強の人になれると思う!

そんなエネルギーをもった人です。

「今」を観ることができる舞台をぜひご覧ください。



映像作品のレンタル配信サイト
https://filmuy.com/sqs




#劇団糸 #劇団 #映像作品 #映画 #カメラマン #コロナ影響 #コロナ渦 #可愛い

役者紹介〜「リンデル」役を演じた、Kana。

2020-09-08 17:29:44 | 劇団糸活動日記
劇団糸初の舞台映像作品「ロレイユ横丁 ヨモヤマ食堂」出演の役者さん紹介!

紹介は劇団糸主宰であり、脚本も書きました木村がいたします!

第3回は「リンデル」役を演じた「Kana」


僕と彼女の出会いは彼女が小学3年生!現在大学2年生。

僕にとって彼女との出会いは衝撃的でした!(彼女はおぼえてないらしいけどね~)

劇団糸の旗揚げ公演から参加してくれています。
最初はまだ小学6年生!!!朗読劇から始まりました。

参加作品は「砂風〜朗読劇」「砂風」「砂風2」「RAT」「ロレイユ横丁 ヨモヤマ食堂」計5作

僕は彼女と普段からいろいろな話をしていく中で、アイデアをもらったり、一緒に考えたりする作業がとても楽しく
それは、決してなにかネタをもらいに狙って話をしているのではなく、いつのまにか彼女の話の中に入り込んでいき、雑談からはいってくる「言葉」「単語」が僕の中に残り
脚本へと流れていくんです。


劇団糸の中では主役をやってもらうことが多いのですが、理由は一つ。リーダーをやることができる人。

多分彼女自身では「そうでもないかもなー?」って思っているかもしれませんが、彼女の立ち振る舞いは劇団糸の中ではリーダーとして適していると
僕は思っています。

それは、命令したり、適切な指示だったりそういうことではない僕らの間で出来上がった空気感だとおもいます。

僕が彼女をビジュアル面でも宣材写真にもよく撮影させてもらうのですが、なんといっても「目力」です。

写真を撮りながらあの目力をファインダー越しにみていると、次から次へとアイデアが浮かんでいき、新たなストーリーやアイデアまで浮かびますし、
一緒に作品作りしてセッションしていくなかでは、本当に驚く様なことが起きて行きます。(本人はなんとも思ってないことなんだろうけど)

今回の作品では、主役のようであり、強烈な脇役の様でもある劇団糸の役の中でもいままで彼女がやってきてないキャラクターに挑戦してもらいました。
セリフは長いし、年長者(キャラクター)としての風格、でもなにか抱えている様な役どころ。

しかも、舞台公演から急遽映像収録になったのでとても難しかったかとおもいます。

唯一彼女は舞台演劇ものとして良くないと言われる「早口」なのですが、僕はそれも含めて「今」の自分を出していくことが最重要としている
劇団糸なので、それまでもひとつの個性として取り入れています。


あと、僕は彼女の早口は結構好きなんです(笑)

「今」を観ることができる舞台をぜひご覧ください。



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役者紹介〜「 ラゴ」役を演じた、Hikari。

2020-09-05 15:19:43 | 劇団糸活動日記
劇団糸初の舞台映像作品「ロレイユ横丁 ヨモヤマ食堂」出演の役者さん紹介!

紹介は劇団糸主宰であり、脚本も書きました木村がいたします!

第2回は「ラゴ」役を演じた「Hikari」


出会ったのは彼女が小学3年生の時。現在高校3年生。

劇団糸第3回公演「砂風2」を観に来てくれ、公演終了後に「劇団に参加したいです!」と、言ってくれてその熱意をものすごく感じて、
「じゃ!来年の公演作品の主役をやろう!」っと、その場で僕が決めました。

そして、劇団糸とHikari の関わりが始まっていきました。
「砂風3」「RAT」「この世界は素晴らしい」そして今作「ロレイユ横丁 ヨモヤマ食堂」

そもそも、僕は劇の脚本は「あて書き」で書く手法なので、彼女の間合い、言葉の癖、喋り方を想像しながら書くのでおおよそ
想像通りの演技をしてくれます。

しかし、稽古進めていく中で彼女自身の自分の中の想いと、キャラクターの想いをかせねていく中で作り上がっていくキャラクターは、稽古初日と
本番終了時ではかわっています。
いい意味での変化をすることができていると思います。

その自分だけの作業が一番得意なキャストが「Hikari」です

毎回作「わたしはあと、どうすればいいですか?」と聞かれるタイミングがあるのですが、僕は「大丈夫!それでいいよ!」っと、言うと彼女は少し残念そうで、心配そうで、少し嬉しそうな顔をします。

でも、僕は彼女の「声」「発音」がとても好きで、僕は脚本の中で彼女に伝えたいことを書いているので、僕からはあまり言葉で説明はしません。
しかし、演技指導の先生や演出の先生がいるので具体的なご指導内容はまた別の話ですが・・・。
僕とHikariとの関係ではあまり指示など交わさないです。「そのままがいい」からです。

過去の作品でが主役級が多い中、今作は2歩引いた感の役所でかなり難しかったかと思います。

映像で観たとき一瞬で思ったのが、彼女の存在感の「あり」と「なし」が実に絶妙に表現されていて全体のバランスをとる最重要なキャラクター
出来上がっていて、収録本番中ですら気づけなかった繊細な表現がこの映像作品で観ることができたときには驚きと感動でした。

この先の人生で彼女がどんな職業や世界に羽ばたいていくかわからないですし、大学生や、社会人になっても、また一緒に作品作りをしたいと思う「人」です。
彼女のもつ存在感の表現は僕らの劇団糸にはとても重要な存在であることに間違いはないです。

映像作品のレンタル配信サイト
劇団糸映像作品「ロレイユ横丁 ヨモヤマ食堂」
https://filmuy.com/sqs





役者紹介〜「アニス」役を演じた、Rin。

2020-08-30 17:26:10 | 劇団糸活動日記
劇団糸初の舞台映像作品「ロレイユ横丁 ヨモヤマ食堂」出演の役者さん紹介!

紹介は劇団糸主宰であり、脚本も書きました木村がいたします!

まずは「アニス」役を演じた「Rin」


彼女は今回の作品で初めて劇団糸に参加してくれました。
彼女の持つ魅力は、きっと彼女自身も気づいていない様な様々な表現が隠れていました。

稽古を重ねていき、一緒におやつ食べたりしながらする時間の中で見つけた一つのキャラを今回あててみました。
今作は言葉劇の様にとても「言葉を重要視」しております。一見聞き落としがちになる言葉があるなかでもRinの演じる「アニス」というキャラクターが見せる陽気さは、登場人物で一番のハイテンションで、言葉と空気を一変させる力を持っています。

それを演じるにあたり、「どこまであかるく?」「どこまで飛び跳ねる?」などRinは悩んでいました。
もちろん演技指導の先生はついているので一緒に考えてはいるのですが、僕はその彼女の悩みにあまり回答せず自由に演じてもらいました。

結果、理想の「アニス」とういうキャラクターに仕上がったと思います。

ぜひ、フレッシュな彼女の演技に注目して作品を観てみてくださいね^^

映像作品のレンタル配信サイト
https://filmuy.com/sqs

初の映像作品の配信開始!

2020-08-22 19:00:00 | 劇団糸活動日記
劇団糸初の映像作品がいよいよストリーミングで配信開始いたします!
下記サイトより配信開始いたしました。
https://filmuy.com/sqs
新型コロナウイルスの影響から、
3月舞台公演中止、8月ホールにて映像上映中止とそれでも諦めず映像配信という形までたどりつくことができました!
公演中止なら次!上映中止なら次!単純には終わりません!
新しい形の活動を見つけ出した劇団糸の新たなステージです。
初の試みで挑戦いたしました。
キャストスタッフの全力の作品になっております。
ぜひ!ご覧いただければ幸せです。
劇団糸『ロレイユ横丁 ヨモヤマ食堂』
脚本・音楽監督・映像編集・写真:木村敬一
音楽:ハナ*オト / 演出:並木裕 / 演技指導:浅野美帆子 / 舞台・照明:(有)アイコニクス / 映像撮影:スタジオシーン / 宣伝デザイン:ヤナキヒロシ / 制作:きむらともこ
ストリーミングでのレンタル販売です。
500円でサイト内で7日間再生できます。
https://filmuy.com/sqs