何か事件が起こるわけでもないのに、口は最大の武器というか、登場人物たちの言葉の応酬に気持ちがヒリヒリしっぱなし、“地獄への道は善意で出来ている”というセリフも印象的で、善意や悪意、偽善などか剥き出しにされていく様子が圧巻だった。
なんだけど、終わってみれば、老いた夫と若い妻とのラブストーリーだったというか、冬のカッパドキアの風景も見応えあった、寒そうだったけど(^^;
ストーリー
世界遺産のトルコ・カッパドキアに佇むホテルで、親の遺産を受け継ぎオーナーとして暮らす元舞台俳優のアイドゥンは、妻ニハルとの関係はうまくいかず、一緒に住む妹ネジラともぎくしゃくしていた。さらに家を貸していた一家からは思わぬ恨みを買ってしまう。
原題 KIS UYKUSU
196分
監督
ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
出演
ハルク・ビルギネル
メリサ・ソゼン
デメット・アクバァ
アイベルク・ペクジャン
セルハット・クルッチ
ネジャット・イシレル
キネカ大森1 18:30~観客30人程/134席
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