まずは1980年代のアイテムに溢れた冒頭の映像から一気に引き込まれたというか、ナイキの「エア・ジョーダン」といえば、履いたことはなくても殆どの人が知ってるはずの伝説的なバスケットシューズがどのようにして誕生したかが描かれていて興味津々からの、マット・デイモンとベン・アフレックが共演というのも嬉しくて最後まで飽きずに観ることができた。
スポーツ界のことには疎いので、マイケル・ジョーダンがいかに凄い選手なのかは知らなかったけど、ナイキの社員が社運を賭けてここまで情熱を注がれる存在であることがわかって、ひとりの社員の情熱に最初は否定的な周囲の人間たちも徐々に動かされていく様子も感動的！
そしてなんといっても「グッド・ウィル・ハンティング」からのマット・デイモンとベン・アフレックを知っている観客にはそれだけでたまらないはず、当時の大ヒット曲がオンパレードなのも聴きどころ、スマホのない時代の連絡手段なども懐かしかった。
マット・デイモンはやっぱり「ジェイソン・ボーン」シリーズのようなアクションものよりこういう役柄の方が好きかも。
☆あらすじ☆
1984年、ナイキ本社に勤めるソニー・ヴァッカロは、CEOのフィル・ナイトからバスケットボール部門を立て直すよう命じられる。しかしバスケットシューズ界では市場のほとんどをコンバースとアディダスが占めており、立ちはだかる壁はあまりにも高かった。そんな中、ソニーと上司ロブ・ストラッサーは、まだNBAデビューもしていない無名の新人選手マイケル・ジョーダンに目を留め、一発逆転の賭けと取引に挑む。
※映画.comより
キャスト
マット・デイモン
ベン・アフレック
ジェイソン・ベイトマン
マーロン・ウェイアンズ
クリス・タッカー
クリス・メッシーナ
ビオラ・デイビス
マシュー・マー
ジュリアス・テノン
監督
ベン・アフレック
原題 Air
112分
G
T・ジョイPRINCE品川2 16:05〜観客15人程/190席
