続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「NO LIMIT, YOUR LIFE ノー リミット,ユア ライフ」(2023/東映エージェンシー)

《一般社団法人「WITH ALS」代表で、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の課題解決などに取り組む活動に力を注ぐ武藤将胤のドキュメンタリー。ALSが治せる日が来ると信じて活動する武藤と、彼のALS発症を知った上で結婚した妻の木綿子が、愛と科学を信じて病に立ち向かう、挑戦の日々を追った。ナレーションを石原さとみが担当。》

これは気になりながらも観るのが遅くなってしまったけど、AlLS(筋萎縮性側索硬化症)の診断を受けた武藤将胤さんの、いつかALSが治せるという明るい未来に向けて奮闘する姿に、観ているこちらの方がパワーを貰えたというか、そっと背中を押されたようで、ほとんど義務感のような気持ちで観ようとした自分を叱りたい気分だった。

もともと広告プランナーとして表舞台に立っているようなところもあって、難病になってからの周囲のバックアップや治療など、普通の立場の方より手厚いところもあるのかもだけど、だからこそ動けなくなっていく辛さも人一倍と思うと頭が下がる思いで、病気を知ってからのプロポーズを受け入れた妻の木綿子さんの決断と武藤氏に向き合う姿にも感動!

目の動きで文字を読みとって会話できたりは前にもどこかで見たことがあったけど、声を作り出すコエステーションというスマホのアプリのことなどを知ることができたのも収穫だった。

観終わって旦那がトイレから出てくるのを待っていたら、2人連れの男性にこの映画のポスターの前で撮ってくれるように頼まれた、その1人の方がこの作品の監督さんとわかってびっくり、色々とお話を聞くことができてよかった、武藤さんのその後のことも知りたいので是非続編を作って欲しい。

☆あらすじ☆
大手広告会社で広告プランナーとして充実した毎日を送っていた武藤将胤は、妻となる木綿子と初めて会った日、すでに手の震えが始まっていた。27歳の時、全身の筋肉が徐々に動かせなくなる進行性の難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)との診断を受ける。絶望しかけた武藤だったが、患者たちの未来を明るくするアイデアを形にすることを決意。ALSという現代の医学では未知の病気の啓発と、最新テクノロジーを使った活動を開始する。2021年8月の東京パラリンピック開会式でこは、車いすの少女が演じる「片翼の小さな飛行機」でのパフォーマンスにも参加し、全ての人が自分らしさを表現できるという、「ボーダーレスな生き方」を世界へ発信した。
※映画.comより

キャスト
武藤将胤
武藤木綿子

監督
毛利哲也

99分

G

T・ジョイPRINCE品川1 16:00〜観客30人程/119席









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