続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「はなちゃんのみそ汁」(2015/東京テアトル)

“乳がんのため33歳の若さで亡くなった安武千恵さんのベストセラー・ノンフィクション小説を映画化。『ペコロスの母に会いに行く』の脚本家である阿久根知昭監督が、味噌汁作りで幼い娘に愛情と生きる力を伝える余命わずかの母の姿を通し、命の尊さと家族の大切さを描き出す。限られた時間の中で娘に精一杯の愛情を注ぐ母親を広末涼子が熱演”

ノンフィクション小説の映画化ということで、題材的にもデリケートな部分がたくさんあったと思うけど、ユーモラスな掛け合いを随所に散りばめながら、同じ病の人たちへのエールになっているだけでなく、母から娘へ伝えたい大切なメッセージに溢れていて素直に感動できた。

いくらでも泣ける方向にできるのに、ヒロスエちゃんの明るいキャラを活かした台詞がかえって心に響いてじ~ん、夫役の滝藤賢一さんの、“奥さんの前では明るく、水面下では必死”な様子も絶妙だった。

この映画のための子役オーディションで選ばれた、はなちゃん役の赤松えみなちゃんの自然な演技もよかった!

ストーリー
25歳の若さで乳がんと診断された千恵。苦しい治療を乗り越え健康を取り戻した彼女は、良き伴侶を得て、奇跡的に子宝にも恵まれる。しかし、その幸せも束の間、がんの再発が発覚。余命を覚悟した千恵は、幼い娘のはなに母の味である味噌汁作りを教え始める。


118分

監督
阿久根知昭

出演
広末涼子
滝藤賢一
一青窈
紺野まひる
原田貴和子
春風ひとみ
遼河はるひ
赤松えみな
平泉成
木村理恵
北見敏之
高畑淳子
鶴見辰吾
赤井英和
古谷一行

品川プリンスシネマ9 18:40~観客4人/190席




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