続・とりあえずの映画鑑賞メモ

山の音(1954/東宝)

“川端康成が戦後最初に発表した同名小説の映画化”成瀬巳喜男監督らしい会話の妙と俳優陣の持ち味を活かした演技を堪能した。

《とある中流家庭を舞台に、老境に入った男が、同居する若く美しい息子の嫁に抱く複雑な感情を綴る》

2本目に観たこちらの作品は成瀬巳喜男監督らしい会話の妙と、俳優陣の持ち味を活かした演技を堪能しました。

原節子、上原謙、山村聰といった主要キャストの演技も素晴らしかったけど、長岡輝子、中北千枝子など脇を支える俳優さんたちもよかったです
原作の「山の音」は読んだ覚えがあるものの、学生時代のことで、初老の男性と息子の嫁との微妙な心理などわかるはずもなく、映画の方も昔観た覚えがあるような気がしますが殆ど覚えてないのは、やはり、若い頃のことで微妙な人間関係に思いが至らなかったからなのかも。
歳は取りたくないけど、この歳になって見えてくるものも多いと思えば、まんざら歳取るのも悪くないですね、って殆ど負け惜しみですが(笑)

銀座シネパトス3 19:00~観客20人程/72席

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