これは「もらとりあむタマ子」に負けないくらいの大収穫だった!
タイトルも含めて、仕掛けた設定が気持ちいいくらいに回収されていく展開がお見事!
よく考えると悲しく重い話なのに、じわっとしてはクスっとしたり、姉妹役の柳英里紗、松原菜野花ちゃん二人の掛け合いも自然で、なにより母親役の渡辺真起子さんのサバサバさがよかった!
他のキャストも適材適所で、こんなに完成度の高い映画を作ってしまった中野量太監督の次回作が気になるところだけど、これを越えられる作品を撮るのは難しいかも!
《フリーターの姉・葉月と女子高生の妹・呼春は、父親が14年前に女を作って出て行ってしまって以来、母の佐和と3人で暮らしていた。ある日、佐和から「お父さんがもうすぐ死ぬから会いに行って、ついでにその顔を写真に撮ってきてほしい」と頼まれた姉妹は、困惑しながらも、ほとんど記憶に残っていない父親に会いたい気持ちもあり、電車を乗り継ぎ父親のいる田舎町へやってくる。2人はそこで、異母兄弟の少年や叔父に出迎えられるが、すでに父は他界しており、さらに思いがけない人生の修羅場に遭遇する》
◆CAST
柳英里紗、松原菜野花、渡辺真起子、滝藤賢一、二階堂智
74分
キネカ大森2 16:55~観客4割程/69席
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